猛暑時のクルマに関する注意点
真夏の車内は、エンジン停止後短時間で危険温度に達し、熱中症や脱水症状を招く恐れがあります。
車内に子どもや高齢者、ペットを残すことは絶対にやめましょう。
猛暑時における運転の際の注意点
猛暑で起こる危険とは
- 真夏の炎天下の車内は、エンジン停止後わずか30分で約45℃を記録。
- 熱中症や脱水症状を招く恐れがあるため、短時間でも車内に子どもや高齢者、ペットを残さない。
- 可燃性の高い危険物は、車内温度の上昇で破裂や引火の可能性がある。
- ハンドルやダッシュボード、チャイルドシートの表面やベルトの金具などに熱が蓄積しているためやけどに十分な注意を。
夏の炎天下では、クルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか?
車内温度の効果的な下げ方
- 車内温度を下げるには、窓を開けエアコンを外気導入にして走行し、車内の熱気を出してから内気循環にするのが効果的。
可燃性ガスを使う製品に注意
- 可燃性ガスを使った冷却スプレー缶による、車内火災や爆発が発生。
- スプレー後は車内を十分に換気し、高温の車内に缶を放置しない。
- 可燃性ガスを使う製品は注意書きを熟読し、取り扱いに注意する。
春や秋も要注意!過ごしやすい天候でも車内は“危険温度”
- 春や秋の過ごしやすい天候でも、車内温度が50℃近くになる場合がある。
- 熱中症や脱水症状を招く恐れがあるため、短時間でも車内に子どもや高齢者、ペットを残さない。
- チャイルドシートの金具でのやけど、缶入り炭酸飲料の放置にも注意が必要。
実証実験(JAFユーザーテスト)
車内の環境(車内温度/紫外線/空調)
春先から初夏の快適な気候でも車内の温度は上昇し、湿度が高い日は熱中症の危険性も高まります。各季節の「車内温度」のテストなどを紹介します。