会長メッセージ

新たなモビリティ社会の到来に向けて

会長 藤井 一裕

会員の皆様には、平素から格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

2019年3月末のJAF会員数は、1948万7千名となり、年間で約30万名の増加となりました。

引き続き、皆様にご満足いただけるよう、魅力的で価値のある会員サービスの提供と社会貢献活動の強化に努めてまいります。

ロードサービスは、コールセンターや救援現場でのお客様とのリアルなコミュニケーションはもとより、新技術が搭載された自動車のトラブルに対応できるよう、総合的な技術力の向上を図ってまいります。また、迅速かつ効率的なロードサービスカーの配車のため、最新技術を導入した新たなシステムを構築いたします。

社会貢献活動は、地域での交通安全講習会に加えて、「信号機のない横断歩道での歩行者保護」について関係機関やマスメディアと連携し、自動車ユーザー団体として広く問題を提起してまいります。

また、近年多発する自然災害におきましても、被災車両を排除し交通路の回復を担う「JAFロードサービス特別支援隊」の機動的な運用を図るとともに、自動車ユーザー視点に立った有益な情報を随時提供してまいります。

わが国の自動車ユーザーにとって、マイカーの取得や保有時に課せられる自動車関連諸税の負担感は依然として大きく、諸外国に比べて高額な日本の高速道路料金も経済的負担となっています。JAFでは関係団体とも連携し、自動車使用環境の改善を、引き続き各方面に強く訴えてまいります。

会員優待プログラムにつきましては、パートナー企業との連携強化により、サービスメニューを拡充するとともに、デジタル技術の活用により、皆様のライフスタイルに最適なサービスを提案してまいります。

モータースポーツは、競技の安全と公平性を確保しつつ、わが国の自動車文化の大きな柱として位置づけ、ファン層の拡大を図ります。

現在、私たちを取り巻く環境は、インターネット技術が進展し、利便性の向上や新たな知識・情報の取得に大きく寄与しています。

すでにJAFにおきましても「健全なくるま社会の発展に貢献する」という基本理念のもと、新たなモビリティ社会の到来に向け、さまざまな取り組みを始めております。

あらゆるテクノロジーは、今後加速度的に進化していくことが確実ですが、JAFはこれからも会員の皆様の声に常に耳を傾け、本質を見失うことなく、こうした変化にも遅れをとらないように努めてまいります。

皆様には、今後とも一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)

会長  藤井 一裕ふじい かずひろ