思いがけない子どもの行動
子どもが成長し、元気に遊ぶ姿を見ることは保護者にとって幸せを感じる時間でしょう。
未就学の年齢では、まだ自転車に乗る機会は多くないかもしれません。
しかし、自転車に乗っていなくても子どもならではの予想もつかない行動に驚いたり、危険を感じたことのある方も多いのではないでしょうか。



子どもの特性に注意した教育が必要

子どもは大人と比べて視点が低く、視野も狭いうえに、好奇心いっぱいの年ごろです。
目に映っている興味を引くものに、まっしぐらに走っていくことも少なくありません。
その結果として、ほかの自動車や自転車とぶつかってしまう事故が発生することがあります。
未就学児がケガを負ってしまった事故では、この「出会いがしら」の事故がもっとも多いというデータがあります。
未就学児の事故・違反事例
もうすこし成長するまでは、公園など安全な場所だけで練習を

未就学の子どもはまだ複雑な交通ルールを理解することがむずかしい場合が多いため、もうすこし大きくなって、なにが危ないのかが判断できるようになるまでは、公道で自転車などには乗らないほうがいいでしょう。
この時期は、保護者が子どもに根気強く大切なことを教えていくことが必要になります。
- 前をしっかり見て、スピードを出さない
- ヘルメットやプロテクターを必ず着ける
- ブレーキでしっかり止まる練習をする
- 道路に飛び出さない
子どもの明るい未来のために

子どもが楽しく、安全に自転車をはじめとした乗り物を使えるように、保護者は子どもから目を離さずに守ってあげてください。
また、子どもは大人の行動を見て学んでいきます。
お散歩をするときや、自転車の後ろに乗せるときも、大人がまずはきちんと交通ルールを守って、子どもにとってのお手本を示してあげることが大切です。