子どもやペットを車内に残したキー閉じこみ、JAFへの救援要請は昨年8月の1カ月で194件!~日なた駐車で90分後の車内温度は53℃、車内熱中症に注意~
ニュースリリース
本部MA2026-013
2026年07月14日
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 坂口正芳)は7月14日(火)、昨年8月の1カ月間に出動した「子どもやペットを車内に残したままのキー閉じこみ」の件数を公表し、車内熱中症事故予防を呼びかけています。
子どもやペットを残したキー閉じこみによる救援要請は1カ月で194件
2025年8月1日~8月31日の1カ月間、JAFが出動した「キー閉じこみ」の救援のうち、子どもやペットが車内に残されたままであったケースは全国で194件でした。
現場での聞き取り調査によると、閉じこみの原因には「子どもをチャイルドシートに乗せ、運転席へ回る間に施錠された」「ペット(犬)が誤ってロックボタンを押した」などがありました。
「スマートキーが主流なのに、なぜキーの閉じこみが起こるのですか?」(クルマ何でも質問箱)
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-trouble/subcategory-prevention/faq262
日なたに駐車した場合、90分後の車内温度は53℃
JAFが2025年9月に実施した日なたと日陰(立体駐車場)における車内温度変化の比較検証では、日なたに駐車した場合、エアコン停止後わずか5分で運転席の車内温度が38℃に達しました。90分後には53℃に達し、暑さ指数※は「危険」レベルを大きく上回りました。
この結果から、子どもやペットを車内に残すことは危険であることが分かります。
※暑さ指数:人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい「湿度」「日射・輻射など周辺の熱環境」「気温」の3つを取り入れたもの。
「少しの時間だから」「寝ているから」などの理由で子どもやペットを車内に残したままクルマから離れることは、車内熱中症を引き起こすおそれがあります。
天候や気温、エアコンの使用状況にかかわらず、絶対に子どもやペットを車内に残して離れないでください。
夏の車内温度と水分喪失量(JAFユーザーテスト)
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer-moisture
また、JAFは日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクトの2026年度協力団体として、熱中症防止を啓発しています。
久保智子 気象予報士(日本気象協会)によると
7月から9月の気温は、全国的に平年並みか高く、今年の夏も厳しい暑さになるでしょう。特に、梅雨明け後は、日本付近への太平洋高気圧の張り出しが強まるため、猛烈な暑さとなり、東日本や西日本を中心に、最高気温が40℃以上の酷暑日の所がありそうです。また、残暑も厳しいでしょう。屋外での活動だけでなく、屋内でもこまめに休憩や水分をとるなど、万全な熱中症対策が必要です。
キー閉じこみとは
クルマのキー(鍵)を車内に置いたままドアをロックしてしまい、鍵が車内に取り残されてしまう状態のことを「キー閉じこみ」といいます。インロックやインキーなどとも呼ばれる「キーの閉じこみ」は、JAFロードサービスの救援要請のなかでも上位に入るほど、発生件数の多いトラブルです。
2025年度ロードサービス救援データはこちら
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/library/road-service-report/fy2025-year