チャイルドシート完全ガイド いつまで必要?取り付け方は? チャイルドシート完全ガイド いつまで必要?取り付け方は?

チャイルドシートの準備をしよう チャイルドシートの準備をしよう

これだけは知っておこう!
チャイルドシート準備の前に

病院で出産した後はどうしますか?退院するときは、自家用車で帰宅でしょうか?であれば、妊娠期間中に、チャイルドシートを準備しておきましょう。

×車内抱っこ

車内抱っこ

赤ちゃんの身体はまだ柔らかくて捕らえどころがなく、揺れる車内で抱えるだけでは、かけがえのない赤ちゃんを守ることは難しいのです。

×クーハン

クーハン

一見、乳児用のチャイルドシートと変わらないようにも思えますが、まったく別物です。

チャイルドシート

チャイルドシート

赤ちゃんのための乳児用チャイルドシートなら、生まれたばかりの新生児も安全にクルマで移動することができます。

赤ちゃん用のチャイルドシート
どれを選ぶ?

まずは、乳児用チャイルドシートを購入しましょう。赤ちゃん用のチャイルドシートは「乳児用チャイルドシート」「ベビーシート」などと呼ばれます。

チャイルドシートは、赤ちゃんの成長に合わせて替えていくのが一般的。乳児用チャイルドシートは、生後15ヶ月未満かつ身長83cmまで使えますが、タイプによってはそれ以降も使えるものもあります。

値段や扱いやすさ、マイカーに取り付けられるかによって、最適な製品を選びましょう。特にクルマによっては取り付けられないチャイルドシートもあるので、事前に確認しておくと安心です。

妊娠中のシートベルトについて

妊婦が安全にシートベルトを着用するには、どうしたらいいの
Q妊婦が安全にシートベルトを着用するには、どうしたらいいの?
A

おなかのふくらみを避けてベルトが通るように着用します。

肩のベルトは鎖骨の中央を、腰のベルトは腰骨付近の出来るだけ低い位置までベルトを下げて、おなかのふくらみの下を通るようにします。

通常はシートベルトを着用しても問題ありませんが、妊娠の状態によっては主治医に相談するようにしましょう。

R44からさらに安全性が向上!
新安全規則「R129」について

「R129※1とは、従来の安全規則「R44※2」から、さらなる安全性の向上を測る
新しい規格を盛り込んだ次世代の安全規則です。

「R129※1」とは、従来の安全規則「R44※2」から、さらなる安全性の向上を測る新しい規格を盛り込んだ次世代の安全規則です 「R129※1」とは、従来の安全規則「R44※2」から、さらなる安全性の向上を測る新しい規格を盛り込んだ次世代の安全規則です
  • 1 新規則R129(UN-R129)は、国連の車両・装置等の型式認定相互承認協定に基づく改良型幼児拘束装置に関する規則。
  • 2 旧規則R44(UN-R44)は、「国連の車両・装置等の型式認定相互承認協定」に基づく幼児拘束装置に関する規則。
  • 3 前面衝突時、乳児が背もたれ全体で衝撃を受けることから、前向きより後向きタイプの方が衝撃からの負担が軽減される。
  • 4 旧規則における後向き使用期間の制限は体重のみ(体重9kg未満)で合わせていた。前向きタイプが使用可能になる月齢目安としては12ヶ月頃だった。新規則R129では、体重ではなく身長に合わせたもの(身長76cm以上)とし、更に明確な区切りをもうけるため、月齢15ヶ月を超えるまで前向きタイプの使用を禁止とした。

知っていますか?
I S O F I X( アイソフィックス)

I S O F I Xってなに?
シートベルトを使わずにチャイルドシートを安全に固定できる、簡単な取り付け方法です。

I SOFI X固定タイプ

I SOFI X固定タイプ

シートベルト固定タイプ

シートベルト固定タイプ

従来のシートベルトによる取り付け方が複雑であるため、チャイルドシートがしっかりとクルマに固定できていないまま、約3割以上の人が安全とは言えない状態で使用しているという状況がありました。そこで、コネクタをクルマのシートに直接差し込んで固定するだけで、誰でも簡単に取り付けが可能なISOFIX に対応したチャイルドシートが、現在多く普及しています。

乳児シートにおける取付ミスの内訳

チャイルドシートの詳しい取り付け方はこちら