まずはチェック!
クルマのどの位置に取り付ければいいの?
運転する保護者にとっては、目の届く助手席にチャイルドシートを取り付けたくなるもの。でも、万が一の事故の際に助手席のエアバッグが開くと、チャイルドシートや子どもを押しつぶしたり、エアバッグが開いた勢いで子どもを傷つけてしまうことも。
乳児用のチャイルドシートは後ろの座席に取り付けましょう。
後ろの座席でも、より安全な乗せ降ろしを考えて歩道側(左側)がベストです。また、後ろの座席の中央は車両のシート形状やシートベルト構造により、正しく取り付けられない場合がありますので、注意が必要です。
※詳しくは取扱説明書を確認してください。
タイプ別に確認しよう!
チャイルドシートの取り付け方
ISOFIXタイプの取り付け方
ここをチェック!
コネクタ部分は左右ともにしっかり取り付けされていますか?片方しかはまっていないとシートが固定されず、グラグラしてとても危険ですカチッと音がするまでコネクタ部分を押し込み、取り付けを確認しましょう。
シートベルトタイプの取り付け方
(360°回転式:前向きに取り付け)
※取り付け方は一例です。詳しくは取扱説明書を確認してください。
STEP1:チャイルドシートの前後のハンドルを両手でしっかり持ってクルマの後部座席に前向きで配置します。レッグサポートがあれば引き出し、床へ垂直に伸ばして固定します。
STEP2:チャイルドシートをシートベルトを使って座席に固定します。
STEP3:土台部分にシートベルトを入れ込むようにして整えます。
ポイント!ベルト通し位置にしっかりと引っ掛けるようにして調整します。
STEP4:背もたれ部分のシートベルトも、ベルト通し位置にしっかりと引っ掛けるようにして整えます。
STEP5:上部のバックルを開き、シートベルトを通すようにしてバックルを閉めます。
STEP6:体重を乗せるようにしてしっかりと座席に固定します。シートベルトにたるみのないよう、引っ張りながら調整しましょう。
STEP7:ぐらつきやシートベルトのたるみがないか確認し、完成です。
(360°回転式:後向きに取り付け)
※取り付け方は一例です。詳しくは取扱説明書を確認してください。
STEP1:回転レバーを上に引き上げながら、シート部分を回転させます。
STEP2:90度回転させ、カチッとシートを固定させます。
ここをチェック!
ハーネスのねじれ
シートのぐらつき
レッグサポートの調節不良
チャイルドシートの取り付け方
意外と知らない?
チャイルドシートの正しい着座方法
ユーザーテスト 正しい着座方法
知らないと危険?
チャイルドシートの間違った使い方
チャイルドシートを正しく使わないと...
乳児用のチャイルドシートの使い方が間違っていたらどうなるのか。
イラストのチャイルドシートは、背もたれ角度が45度より寝ている状態で、しかも、赤ちゃんダミーはハーネスをしていません。この状態で衝突と同じ衝撃を与えると、赤ちゃんダミーはチャイルドシートからするりと抜けて放り出されてしまいました。
実際のクルマなら、車内の天井や座席などに、赤ちゃんが叩きつけられることを意味します。