夜間の停止表示板の効果(JAFユーザーテスト)

テスト実施日・諸条件

実施日 2012年3月15日(木)
検証内容

写真:新東名(昼)

路肩に停止車両を置き、車両の後方50mに停止表示板を置いた場合と置かない場合の見え方の違いを検証。

走行条件
  • 時速80kmで走行車線を走行するモニターが、停止表示板または停止車両のいずれかを視認できた位置を計測。
  • モニターは年齢・性別の異なる3名。
  • テストは開通前の高速道路で実施(協力/中日本高速道路株式会社)

テスト結果

図表:モニターが視認できた位置(停止車両からの距離)

まとめ

追突をされないために

  • 故障や事故で高速道路上に車両を停止する場合は、停止表示板などの停止表示器材を置くことが義務付けられています。
  • さらに、夜間や視界の悪い場合は、停止表示器材に加えて非常点滅表示灯(ハザードランプ)、駐車灯または尾灯の点灯が義務付けられています。
  • 停止表示器材を設置した後は、車内や車の近くにとどまらず、ガードレールの外など安全な場所で救援を待ちましょう。

追突をしないために

  • 停止車両に早く気づくことができれば、追突などの事故を未然に回避することも可能となります。
    夜間に照明のない区間などを走行する場合は、不測の事態に備えて速度を抑えるとともに、状況が許す限りライトを上向きにして走行しましょう。