停止時のエコ運転術(誰でもできるエコ運転術)

停止時のエコ運転術

人を待つ間などは「アイドリングストップ」

走行していないだけに、ムダな燃料(電力)消費です。

車は、停止中でもエンジンがかかっていれば燃料や電力を消費します。ガソリン車であれば10分間のアイドリングで約130cc程度の燃料を使います。
走行していなければムダな消費ですので、停止できる場所であればエンジンをとめるように心がけましょう。

○アイドリングストップの例

  • 荷物の積み降ろしの間
  • コンビニエンスストアや自動販売機などでちょっとした買い物をする間
  • 出迎えなど人を車内で待つ間
  • サービスエリアなどで休憩をする間
  • 駐停車時 など

※データは目安です。車種やエアコンのon/offなどの条件で異なります。

映像で見てみよう

※ガソリン車の場合

駐停車時以外の(特に交差点での)アイドリングストップは、十分注意する必要があります。

  • エアバッグなどの安全装置が機能しないので、先頭車両付近ではアイドリングストップをしないでください。
  • 坂道ではアイドリングストップをしないでください。
  • アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキが利きにくくなります。
  • 慣れないと誤操作や発進遅れの可能性があります。
  • バッテリー上がりによりエンジンが再始動しない場合があります。
  • 頻繁に行うと部品寿命(スターター、バッテリーなど)が短くなります。
  • 方向指示器、ワイパーが作動しない場合があります。
  • 電子機器の始動に数秒かかります。

EVの豆知識

EVで大きく電力を消費するのは冬場の暖房です。ガソリン車ではエンジンの排熱を利用して空気を温めるため燃費には大きく影響しませんが、EVの場合、その熱を発生するエンジンがないため、暖房を効かせるためにはバッテリーの電気を大量に使う必要があるのです。電費効率を上げてエコドライブを実践するには、不必要な暖房はOFFにすることをおすすめします。