高速道路の事故と「出発前の点検」の重要性

お知らせ 栃木

2026年06月02日

高速道路の事故は突然起きる

出発前の点検が命を守ることに繋がる

栃木県は、東北自動車道と北関東自動車道が交差する北関東の交通の要衝です。首都圏から日光や那須方面へ向かう観光交通や、東北方面への長距離移動など、多くの車両が県内を通行しています。東北自動車道の日平均交通量は330,927台、北関東自動車道は77,550台(いずれも令和7年4月1日時点)と、多くの車両が県内を行き交っています。また、栃木県には日光や那須、鬼怒川温泉などの観光地があり、県内外から多くの観光客が訪れる地域でもあります。
高速道路は一般道路よりも走行速度が高いため、ひとたび車両トラブルや事故が発生すると、予定が狂うだけでなく、重大な被害につながるおそれがあります。
JAF栃木支部

栃木県のデータから見る 高速道路利用時の安全対策

高速道路を安全に利用するためには、車両の点検と乗員の安全確保が欠かせません。JAFが2025年度に高速道路で実施した四輪ロードサービス救援では、タイヤのパンクやバースト、空気圧不足などのタイヤトラブルが26,985件ありました。これは高速道路における四輪救援依頼全体の44.02%を占めています。また、NEXCO東日本の統計でも、高速道路上で発生する故障原因の約4割がタイヤ関連となっています。
警察庁とJAFが実施した2025年の調査によると、栃木県内の後部座席シートベルト着用率は、一般道路で61.2%、高速道路で77.0%となっています。高速道路では、運転席や助手席だけでなく、後部座席を含むすべての座席でシートベルトの着用が義務付けられているため、出発前に全員が正しく着用していることを確認しましょう。小さなお子さまを乗せて高速道路を利用する際は、チャイルドシートやジュニアシートの使用状況も重要です。同調査によると、栃木県内のチャイルドシート使用率は74.5%でした。お子さまの年齢や体格に合ったシートを使用し、正しく装着することで、万が一の事故の際の被害軽減につながります。


出発前の点検が命を守る

事故はいつも突然起こります。しかし、その原因の中には事前の点検や整備によって防げるものも少なくありません。日頃起きている事故は、すべて原因が明らかになっているわけではありません。それでも私たちが学ぶべきことはあります。
栃木県内の高速道路には毎日多くの車両が行き交っています。特に観光シーズンや連休期間には、日光や那須方面への観光交通、東北方面への長距離移動などにより交通量が増加します。高速道路で発生するトラブルや事故の中には、出発前の点検や確認によって防げるものがあります。

●高速道路を利用する前には、車両の状態を確認する。
●異常を感じたら無理をしない。
●定期的な整備を怠らない。
●全席シートベルト着用する。
●子どもにはチャイルドシート・ジュニアシートを使用する。
●すぐに使わない荷物、重い荷物はそのままにしない(降ろす・片付けるなど)

こうした基本的な確認や当たり前の積み重ねが、自分自身だけでなく、家族や周囲の命を守ることにつながります。お出かけ前には、「点検」・「安全確認」を習慣にし、安心安全なドライブを楽しみましょう。

※本記事は高速道路における一般的な安全対策を紹介するものです。

出展一覧

・NEXCO東日本企業情報サイト
高速道路の通行台数と料金収入(令和7年度)
高速道路の通行台数と料金収入(令和7年度) | NEXCO東日本 
 
・警察庁/日本自動車連盟(JAF)シートベルト着用状況全国調査(2025)
シートベルト着用状況全国調査(2025)

・警察庁/日本自動車連盟(JAF)チャイルドシート使用状況全国調査(2025)
チャイルドシート使用状況全国調査(2025)