自転車編(もしもの状況を疑似体験する360度VR動画)

もしもの状況をVRで疑似体験

自転車編 ~周りからは大迷惑!? 実は危なかった自転車運転~

普通に自転車を運転しているつもりでも、実は周囲に多大な迷惑を振りまいていることも。自転車を運転するあなたが知らなかった周囲への迷惑や危険を確認し、安全な自転車運転について考えましょう!

SCENE 1 車道走行時の進路変更

車道走行中の回避例
歩道走行中の車道への回避例

車道の端および歩道を走行する自転車。自動車が追い抜いていきます。このとき、どんな危険があるのでしょうか?

公園駐車場に左折して入ろうとするクルマを避けようと、車線側にはみ出したところ、後方から追い抜こうとしていた後続車とあやうくぶつかるところでした。
走行中の自転車に後方から自動車が衝突する「追突(進行中)事故」。事故件数に占める割合は高くはありませんが、重大事故につながる場合もあるため要注意です。
進路変更時には必ず後方を確認し、自動車が接近していないことを確認し、どうすれば安全に走行できるか考えましょう。

SCENE 2 カーブミラーのある路地

× 危険な運転例 
◯ 安全な運転例

住宅地を走行中です。カーブミラーのある路地を斜めに横断します。

右斜め前の方向に進もうと、ショートカットをしたところ、右から来た新聞配達の少年とぶつかりそうになりました。
自転車と歩行者との事故は、近年、増加傾向にあります。重大事故も起きています。見通しの悪い路地では、徐行と左右の確認が必要です。
カーブミラーが設置している場合は、必ずミラーを確認して、左右からクルマや自転車、歩行者が来ていないか確認し、どうすれば安全に走行できるか考えましょう。

SCENE 3 見通しのわるい十字路

× 危険な運転例
◯ 安全な運転例

住宅街を走行中です。前方の十字路を直進して通過します。

前方の十字路を一時停止せずに通過しようとしたところ、左から来た歩行者とぶつかりそうになりました。
「止まれ」の標識や道路表示がある場所は、左右の見通しが悪く、一時停止せずに進入すると事故のおそれがある場所です。自転車も標識にしたがって一時停止をし、左右の確認をしながら走行することが求められます。
今回の動画では、左から来た歩行者はスマートフォンを見ながら歩いており、直前まで自転車の接近に気付かなかったようです。スマートフォンを見ながらの歩行は思わぬ危険があるのでやめましょう。

SCENE 4 自転車走行連続危険シーン

× 危険な運転例
◯ 安全な運転例

ふだんこんな自転車走行をしていませんか?短い距離でも多くの危険が!

これまでシーン1・2・3の動画で、進路変更時の安全確認、ショートカットの危険、一時停止の必要性を学んできました。安全で快適な自転車走行には、ルール遵守と周囲の安全確認が不可欠です。最後のシーン4の動画で、ほんの短い距離を自転車で走行するだけでも、多くの危険が潜んでいることを見ていき、ルールとマナーについて考えましょう。