「交差点内」や「駅前の人通りの多い道路」の危険を疑似体験 日常の運転で起こりうる“危険な場面”を体感する動画を公開
ニュースリリース
本部広報2021-028
2021年03月01日
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は、さまざまな交通場面から危険を予測する新規動画2作(「交差点編」「市街地編」)を3月1日(月)からウェブサイトとYoutube公式アカウントに公開しました。
1,交差点編:信号が青に変わった瞬間に、対向車が急発進で右折してきたときの危険を実感
交差点手前で信号機が赤から青に変わりました。左側にいた自転車に注意しながら直進しようとしたところ「対向車」が急発進で右折し、危うく事故になる、というものです。
この場面では、左前方にいる自転車の動きに注意するとともに、右折の合図を出している対向車の挙動を予測することが大切です。
自車の動きが、対向車にとっては「譲ってくれた」と勘違いしてしまうこともあるので、交差点内では速度を抑えて運転しましょう。
2,市街地編:駅前の道路で横断歩道を渡らず飛び出してきた歩行者との衝突の危険を実感
駅前の人通りの多い道路を車で走行していて、信号機のある横断歩道が赤だったので、停止線で止まろうとしたところ「横断歩道の手前から突然、歩行者」が横断してきたため、危うく衝突しそうになる、というものです。
急いでいたり横断歩道を渡らず手前から横断する歩行者も少なくありません。突然飛び出してきてもすぐに停止できるよう、速度を十分に落としておくことが大切です。歩行者は歩行者用信号に従って横断歩道を渡るのがルールですが、人通りの多い通りなど、慌てて横断してくる歩行者がいないかどうかドライバーは常に注意するようにしましょう。
今回公開した内容のほかにも“危険な場面”を想定したさまざまな動画を「実写版 危険予知トレーニング」として公開しています。また、これらの動画をクイズ化した「交通安全3分トレーニング※」も公開。継続的なトレーニングや企業の講習などでお役立ていただけます。
JAFでは、今後も交通安全に役立つコンテンツの充実を図っていきます。
▼JAFウェブサイト 実写版 危険予知トレーニング
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/risk-prediction
▼YouTube公式アカウント
https://www.youtube.com/playlist?list=PLJfKB1JtrvvsGBWa6epvIntxWVs4-zGGP
▼交通安全3分トレーニング
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/online-training/traffic-safety-movie/3-minutes-traning
- 「交通安全3分トレーニング」とは、毎日異なる危険予知クイズが出題され、動画を見て解答すると、危険度ランクや注意すべきポイントの解説が見られます。「受講完了証」も発行(画像保存)できますので、個人の方だけでなく、企業や職業ドライバーの社内安全教育にも活用可能です。