台風10号接近!強風や大雨の際は運転をお控えください! ~過去の豪雨災害では冠水などで多くの救援要請あり~

ニュースリリース

本部広報2019-17
2019年08月13日

 JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は2年ぶりに超大型に発達した台風10号接近の予報を受け、ドライバーへ強風や大雨時の運転は控えるよう呼びかけています。

 台風10号は14日(水)から15日(木)にかけて暴風域をともなったまま、強い勢力で西日本に接近、上陸する可能性があります。また、台風接近にともない太平洋側では、多い所で総降水量が1,000ミリを超える大雨になるおそれもあるため、暴風や低い土地での浸水、河川の増水や氾濫や激しい突風に注意が必要です。

 JAFでは過去の救援要請の急増やその内容をまとめ公開し、注意を呼びかけています。

2018年台風21号による車両トラブル、最多はタイヤのパンク

要請内容別(大阪府/兵庫県)

大阪府 2017年度 2018年度
バッテリー 383 272
タイヤ 252 782
カギ 113 76
落輪乗り上げ 35 33
事故 67 126
燃料・電欠 49 46
エンジン 312 206
けん引・搬送 71 193
車体/駆動/ブレーキ関連 45 182
その他 19 14
合計 1,346 1,930
兵庫県 2017年度 2018年度
バッテリー 194 200
タイヤ 152 237
カギ 78 68
落輪乗り上げ 51 34
事故 33 43
燃料・電欠 31 32
エンジン 183 167
けん引・搬送 41 198
車体/駆動/ブレーキ関連 22 45
その他 6 16
合計 791 1,040

いただいた救援要請のうち、原因が「冠水」「ガラス割れ」であったもの

  
大阪府 2017年度 2018年度
冠水 0 50
ガラス割れ 1 186
  
兵庫県 2017年度 2018年度
冠水 0 167
ガラス割れ 0 11
  • 本件数は“受付件数”です。実施件数ではございませんのでご注意ください。

 9月4日(火)から5日(水)にかけて、関西・四国地域を中心に全国で大きな被害をもたらした台風21号。その影響が多かったと思われる9月4日(火)から6日(木)までの3日間、大阪府・兵庫県内で受付けたロードサービス件数をまとめたところ、大阪府内が1,930件(前年同期件数:1,346件)、兵庫県内が1,040件(前年同期件数:791件)と増加いたしました。

 特に多かったのは大阪府内におけるタイヤのパンクで782件。前年同期の件数が252件ですので、前年同期比310.3%と約3倍に増加しています。これは台風の強風で道路上に瓦礫が散乱し、その上を走行したことによってパンクが起きたものと考えられます。
 台風が過ぎ去ったから油断せず、自動車で出かけられる際は走行する道路の状況をご確認ください。
また、ガラスが割れてしまうトラブルも多く発生しています。大阪府内では186件(前年同期件数:1件)、兵庫県内では11件(前年同期件数:0件)と、前年ほとんど要請がなかったものが増加しているため、これも台風によるトラブルと考えられます。
台風が接近している際は、不要不急の運転はお控えください。走行中にガラスが割れると交通事故だけでなく大怪我のおそれもあり大変危険です。

2018年の西日本豪雨では広島・岡山・愛媛3県の救援要請は前年比300%

 西日本を中心に甚大な被害をもたらした西日本豪雨では、もっとも被害の多かった広島・岡山・愛媛の3県でドライバーからJAFに寄せられた救援要請は4,345件(期間:7月6日(金)~10日(火))でした。これは前年同期間と比べ約300%で、豪雨によるトラブルの影響で多くの要請をいただいたことがわかります。

救援要請件数(7月6日~10日)

  
7月6日 7月7日 7月8日
当年 前年 前年比 当年 前年 前年比 当年 前年 前年比
広島 380 140 271.4% 674 118 571.2% 463 153 302.6%
岡山 162 73 221.9% 384 74 518.9% 379 100 379.0%
愛媛 77 44 175.0% 109 62 175.8% 121 62 195.2%
合計 619 257 240.9% 1,167 254 459.4% 963 315 305.7%
  
7月9日 7月10日 5日間合計
当年 前年 前年比 当年 前年 前年比 当年 前年 前年比
広島 440 161 273.3% 381 30 293.1% 2,338 702 333.0%
岡山 328 100 328.0% 227 91 249.5% 1,480 438 337.9%
愛媛 111 75 148.0% 109 64 170.3% 527 307 171.7%
合計 879 336 261.6% 717 285 251.6% 4,345 1,447 300.3%

車両火災の危険あり。もし冠水したら、車両の取り扱いに注意。

水害により冠水した車両は、電気系統(エンジン・ヘッドライト等)の漏電で火災が発生する可能性があります。冠水した車両の取り扱いの注意点については、以下のとおりです。

  
  • 1.いきなりエンジンキーを回さない、エンジンボタン(プッシュボタン)を押さないでください。
  • 2.ボンネットを開け水に浸っているようであれば、火災防止のためバッテリーの マイナス側のターミナルをはずしてください。
  • 3.はずしたターミナルが、バッテリーと接触しないような絶縁処置をしてください。
  • 4.ハイブリット車(HV)・電気自動車(EV)は、むやみに触らないように してください。

台風接近時の注意点(参考:JAFホームページ)

<クルマ何でも質問箱>

冠水・浸水してしまったら?
http://qa.jaf.or.jp/trouble/disaster/08.htm

水没したときの対処と脱出方法とは?
http://qa.jaf.or.jp/trouble/handling/06.htm

クルマが冠水・浸水してしまったら?
http://qa.jaf.or.jp/trouble/disaster/08.htm

<JAFユーザーテスト>

冠水路走行テスト

資料編
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/submerge/detail1.htm

動画編(セダン)
http://movie.jaf.or.jp/details/25.html

動画編(SUV)
http://movie.jaf.or.jp/details/26.html

<JAF360度VR動画>

車両の水没編
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/360video/submerge/index.htm

<もし、災害が発生したら>

水害発生時の避難行動
http://www.jaf.or.jp/bousai/flood.htm