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[A]ガソリン、軽油どちらもやがてエンジンが止まってしまいます。特にディーゼルは注意が必要です。
- ガソリン車に軽油を入れると加速が鈍くなり、次第に黒煙を排気する。
- ディーゼル車にガソリンを入れると白煙が出て、やがてエンジン停止。
- 燃料を入れ間違えても、エンジン始動前に入れ替えれば問題はない。
燃料の入れ間違いは、意外と多いトラブルにあげられます。JAFロードサービスにも、「燃料を入れ間違えたのですが、エンジンは壊れませんか?」という問い合わせがよくあります。
まず、ガソリン車に軽油を入れた場合、軽油の混ざったガソリンが供給されると、エンジンの出力が下がり、加速が鈍くなります。そして、アイドリングも不調になります。さらに、100%軽油だけを入れてしまうと、黒い排気ガスが出るようになり、やがてエンジンが止まってしまいます。
一方、ディーゼル車にガソリンを入れた場合は、最初のうちエンジンはかかっていますが、すぐに力がなくなってきます。エンジン音は高くなって、アイドリングも不安定となり、排気ガスは白くなってきます。こうなると噴射ノズルや燃料ポンプの交換が必要になる場合があります。軽油とガソリンの混合比によって、入れ間違い後の症状に差があり、エンジン始動が不可能になる場合もあります。いずれの場合もエンジン始動前にすみやかに燃料を入れ替えれば大きな問題はありません。
2013年03月現在