【地域ニュース】鳴門市のモダニズム建築再発見♪
お知らせ 徳島
2024年12月02日
●鳴門市のモダニズム建築再発見
撫養川に面して向かい合って建つ鳴門市文化会館や鳴門市健康福祉交流センターは、コンクリート打ち放しで、軒高が揃い、東側や北側の壁にある連立した垂直に長いコンクリートのルーバーが特徴的です。2つの施設は長い庇でつながっており、撫養川に面したこのエリアで建築造形の美しさやモダニズム建築の佇まいを感じることができます。 ※鳴門市文化会館は現在休館しており、外観のみ見学可能です。
また、閉校になった瀬戸小学校体育館と瀬戸幼稚園も増田氏の設計で、新たな観光施設「tonaru SETO」として活用されています。
現在、テラスとして利用されている旧瀬戸幼稚園舎は、まるで鳥が翼を広げて飛び立つかのような姿をしており、子どもたちの将来を見据えているかのようです。エントランスから屋内に入ると自然光を取り込むために設けられた吹き抜けやガラス窓から柔らかい光が入り、開放的な空間が広がります。 瀬戸小学校体育館も、幼稚園舎と同様の格子状のガラス窓が特徴的で、その採光を活かしつつ、円形シアターとしてリノベーションされ、現在は、有名連による「阿波おどり」を年間通じて楽しめる施設として生まれ変わりました。
上記施設以外にも増田氏の設計した公共建築は鳴門市に点在していますので、鳴門市でモダニズム建築に触れてみてはいかがでしょうか。