体調急変を検知してクルマを停止~「ドライバー異常時対応システム【EDSS】」とは?~(JAFユーザーテスト)
実施概要
ドライバーが運転中に意識を失うなど、体調急変による事故はドライバーだけでなく周囲を巻き込む二次被害を生むこともある。このような被害を減らすために開発されたのがEDSSである。今回はテストコースでドライバーが故意に運転姿勢を崩して体調急変を再現した際の車の挙動やEDSSの機能を紹介する。
ドライバー異常時対応システム(EDSS)の3つの種類とは?
- EDSSは停止方法によって下表の3方式に分けられる。
- 本ページでは「車線内停止方式」と「路肩等退避方式」について機能を紹介する。

体調急変から停止までのクルマの動きについて
- いずれのケースもドライバーの体調急変を検知→車内に警告→ドライバーが運転できないと判断→減速→停止と段階的に作動していた。
- EDSSには停止後、緊急車両の出動を要請するコールセンターへの自動通報機能がついているものもある。
車線内停止方式の挙動について

※車種により作動条件や作動場所が異なる。詳しくは取扱説明書を参照。
路肩等退避方式の挙動について

※車種により作動条件や作動場所が異なる。詳しくは取扱説明書を参照。
挙動の詳細
姿勢による作動条件について
例えば、下記の場合にはEDSSが作動するケースがある。作動した場合でも正しい運転姿勢、ハンドル操作をおこなえば自動で解除される。
・運転姿勢が崩れた場合

・開眼や視線の検知ができない場合

・ハンドル操作が一定時間なかった場合
※車種により検知方法が異なる。詳しくは取扱説明書を参照。
まとめ
- EDSSはドライバーだけでなく、周囲の道路利用者も守ることができるシステムである。
- 自分のクルマにEDSSが搭載されているか、また作動する条件などを取扱説明書等で確認しておくことが望ましい。
- EDSS作動中のクルマを見かけた場合は、慌てず車間距離を保つよう心がけたい。