日本初!二輪車をレッカー車でけん引できるアタッチメントを開発 バイクを搬送できるサービスカーが約2.5倍に。

ニュースリリース

本部広報2021-030
2022年01月05日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は、レッカー車で二輪車をけん引できるアタッチメントを国内で初めて開発し、1月5日(水)より順次全国で運用を開始します。

■日本初!二輪車をレッカー車でけん引できるアタッチメント開発

このたびJAFが開発した「二輪アタッチメント」とは、通常、四輪車のみけん引可能なレッカー装置に装着し、今までけん引ができなかったバイク(二輪車)を安全に運ぶためのものです。構造的安全性が担保された装置の開発は日本初。JAF主力のサービスカーであるレッカー車で運ぶことができるため、お客さまのもとへ迅速に到着することができます。

※本アタッチメントはJAFのサービスカーのみが装備しているオリジナルの装置です。(実用新案登録済)販売の予定はございません。

二輪アタッチメントとは?

積み込み可能範囲
排気量:
原付(50cc)~ 大型バイク(1300cc程度)

ホイールベース:
1145mm ~ 1700mm
・Dio(50cc)=1145mm
・スカイウェイブ(250cc)=1600mm
・CB1300SF(1300cc)=1520mm

二輪アタッチメントを使用したバイクけん引の様子を動画でご覧いただけます。
以下よりご確認ください。

日本初!バイクけん引用のアタッチメントを開発
https://youtu.be/kxFSJM9rfU8

アタッチメントを使用して二輪車をけん引する様子

■二輪車がけん引できるサービスカーが523台に増加!運用前から約2.5倍に!!

レッカー車でバイクをけん引することは構造的に難しく、バイクを運ぶためには積載車などで現場に行く必要があり、現行のレッカー装置で倒れやすいバイクをけん引することはできませんでした。

今まで、バイクを運ぶことができる積載車・多目的車の合計は209台。 そのため、ライダーのお客さまのトラブル発生時、対応可能なサービスカー手配のため現場への到着に時間がかかっていました。しかし、今回開発した二輪アタッチメントを装着することで、レッカー車でバイクを運べなかった問題を解決。本アタッチメントを装着できるレッカー車が追加され合計523台 になり、ツーリングやお出かけ先でトラブルに遭われたライダーのお客さまに今までよりも早く安心をお届けできるようになります。

JAFはこれからも自動車・バイクなど道路を利用されるすべての方に安心をお届けするため、さまざまな活動をおこなってまいります。

【参考】JAFのバイクロードサービスとは?

・バイクもJAFのロードサービス
https://jaf.or.jp/common/about-road-service/contents/bike