猫がクルマに入り込んでしまったトラブル1ヶ月で22件!1年通して発生するトラブル、暖かくなっても引き続きご注意を!

ニュースリリース

本部広報2021-026
2021年02月22日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は猫の日である2月22日、1月1日~31日にかけて発生した“猫がクルマに入り込んだことによるトラブル”の救援要請件数を発表いたしました。

“エンジンルームに猫”1ヶ月で22件!そのうち8件はエンジン始動後に発覚

2019年にJAF公式Twitterで投稿した 猫入りトラブルの注意喚起Tweet。
ボンネットを叩くだけでなく、反応した音がしないか耳をすませましょう。

1月1日~1月31日の1ヶ月間でドライバーから「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」とロードサービスを要請いただいた件数は全国で22件ありました。このうち、エンジン始動後に気づき救援要請されたと明確にわかるものは8件ありました。
猫が入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうとエンジンベルトなどに巻き込まれる場合があります。ベルトに巻き込まれてしまうとそのベルトが千切れてしまったり、千切れなくとも洗浄が必要になる可能性があります。猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことを実践しましょう。
なお、ボンネットを叩くいわゆる“猫ばんばん”は有効ですが、万能ではありません。叩いて出てくるかは個猫差があります。叩いたあと猫の声や気配を感じたらボンネットを開け、中まで確認してください。

入り込む理由は“暖かいから”だけじゃない!暖冬でも救援要請

寒い冬に暖かい場所を求めてエンジンルームに入り込むと思われがちですが、JAFには1年を通して猫がクルマに入り込むトラブルの救援要請があります。猫は暖かい場所だけでなく狭い場所も好みます。駐車しているクルマのエンジンルームは風雨が入りにくく暗く狭い空間で、警戒心の強い猫にとっては安心できるようです。冬場に限らずご注意ください。

▼参考 クルマ何でも質問箱「猫がエンジンルームに入ることを知っていますか?」