猫がクルマに入り込んでしまったトラブル1ヶ月で42件!暖冬でも発生、1年通してご注意を!

ニュースリリース

本部広報2019-039
2020年02月21日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は猫の日(2月22日)を前に、1月1日~31日にかけて発生した“猫がクルマに入り込んだことによるトラブル”の救援要請件数を発表いたしました。

“エンジンルームに猫”1ヶ月で42件!そのうち9件はエンジン始動後に発覚

2017年にJAF公式Twitterで投稿した猫入りトラブルの注意喚起Tweet。
強くたたきすぎるとさらに奥へ入ってしまう猫もいるので優しくたたきましょう。

1月1日~1月31日の1ヶ月間でドライバーから「エンジンルームに猫が入り込んでしまった」と要請いただいた件数は全国で42件ありました。このうち、エンジン始動後に気づき救援要請されたと明確にわかるものは9件ありました。猫が入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうとエンジンベルトなどに巻き込まれる場合があります。ベルトに巻き込まれてしまうとそのベルトが千切れてしまったり、千切れなくとも洗浄が必要になる可能性があります。猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことを実践しましょう。
なお、ボンネットを叩くいわゆる“猫ばんばん”は有効ですが、万能ではありません。叩いて出てくるかは個猫差があります。叩いたあと猫の声や気配を感じたらボンネットを開け、中まで確認してください。

入り込む理由は“暖かいから”だけじゃない!暖冬でも救援要請

今年は暖冬にも関わらず全国的に42件もの要請がありました。寒い冬に暖かい場所を求めてエンジンルームに入り込むと思われがちですが、JAFには1年を通して猫がクルマに入り込むトラブルの救援要請があります。猫は暖かい場所だけでなく狭い場所も好みます。駐車しているクルマのエンジンルームは風雨が入りにくく暗く狭い空間で、警戒心の強い猫にとっては安心できるようです。冬場に限らずご注意ください。

▼参考 クルマ何でも質問箱「猫がエンジンルームに入ることを知っていますか?」