自国と日本でルールは違う! 訪日外国人向け「日本のドライブルール」動画公開!

ニュースリリース

本部広報2019-038
2020年02月04日

JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 藤井一裕)は2月4日(火)、訪日外国人に向けた日本のドライブルールおよびルールを解説する動画を、特設ページを設置し公開いたしました。

訪日外国人客数増加。あわせて日本をドライブで楽しまれる方も増加傾向。

2019年1月~12月の訪日外国人客は31,882,100名と、10年前の2009年同期間の6,789,658名と比べ大幅に増加しています※1。また、今年は国際的なイベントが日本で開催されるなど、今後も訪日外国人客数増加が見込まれます。訪日外国人客増加と比例し、日本各地をレンタカーを借りてドライブを楽しまれる方も増えており、あわせて訪日外国人客による交通事故も増加傾向にあります※2。JAFではそういった現状を踏まえ、日本でドライブを楽しみたい訪日外国人客に向けて日本のドライブルールを解説する動画を制作し、公開いたしました。

英語を含め全6カ国語で制作。訪日外国人客が戸惑う3つのトピック

制作した動画は、訪日外国人と日本在住者がともにドライブに出かけ、訪日外国人が自国との違いに気づきそれを日本在住者が説明する内容で、より外国人が共感しやすい内容となっています。動画は英語で構成され、フランス語・ドイツ語・中国語・ベトナム語・ポルトガル語の5カ国の言語で字幕を制作。訪日される多くの外国人が内容を理解できるよう全6種類の言語でご用意しました。

1 左側通行 左側通行を採用しているのは70の国と地域。日本はそのひとつ。
2 一時停止の標識 日本は逆三角形に日本語で「止まれ」。国際基準では八角形に「STOP」。※一部の標識では「止まれ」と「STOP」が併記されているが、数は少ない。
3 踏切前の状況確認 踏切の直前での一時停止や周囲の状況確認を法律で定めている国は少ない。狭い生活道路や住宅地の間などを電車が走る日本の状況に即している。

本動画を運転前にご確認いただき、自国と日本のドライブマナー(ルール)の違いを知ることで日本でのドライブをさらに安全・安心に楽しんでいただきたいと考えています。JAFでは今後もさまざまな方にドライブを楽しんでいただけるよう、取り組んでまいります。

▼特設サイト「Drive safe to enjoy your stay in Japan」

  • ※1…日本政府観光局「訪日外客数・出国日本人数データ」
  • ※2…内閣府「平成30年版交通安全白書」