ロードサービスカーの種類
レッカータイプ
レッカータイプは、ロードサービスカー全体の6割を占める主力車両です。
事故車、落輪、転落などの引き上げ作業、また故障車の移動の救援などで幅広く活躍しています。
災害時には「災害救援車両」として活動
災害時には安全な交通路を確保するため、レッカータイプを中心に「災害救援車両」を被災地に派遣します。警察や自治体と連携して、道路をふさぐ被災車両や放置車両の排除にあたり、道路交通の迅速な回復に努め、被災地全体の復旧に尽力しています。
災害救援車両
災害救援装備を搭載
◆ POINT ◆
被災地で活動する特別支援隊
被災地では被災車両の迅速な排除に加え、被災したお客さまからの救援要請も急増します。そんなときに派遣するのが、「JAFロードサービス特別支援隊」です。 JAFロードサービス特別支援隊は2004年に発足。東日本大震災(2011年)や熊本地震(2016年)の被災地でも、災害救援車両を用いて支援活動を行いました。
車積載タイプ
受付の段階で自走不能な場合に、車両の移動を目的として出動します。けん引の難しい4WD車や、車両大破により自走不能な場合などに威力を発揮します。
多目的タイプ
2005年4月の二輪車へのロードサービス開始にともない、導入されました。二輪車の搬送を得意としますが、バッテリー上がり作業、タイヤ交換(応急修理)作業、ドアロック作業などにも出動する文字通り多目的に使用できる車両です。
その他の四輪タイプ
バンタイプ/軽自動車
路上故障応急器材一式を搭載し、バッテリー上がりやキー閉じこみなど比較的軽微な故障救援や、レッカー車が入れない狭い道路や地下駐車場などで活躍しています。
四輪駆動タイプ
バッテリー上がりやキー閉じこみなどの軽微な救援作業のほか、レッカー車が入れない悪路や雪道における落輪、スタックの救援作業で活躍しています。
二輪タイプ
二輪タイプは交通渋滞に機動力(待ち時間の短縮)を発揮し、迅速に現場に急行できるのが特徴。キー閉じこみやバッテリー上がり、タイヤ交換などの処置が可能です。