追越車線は早くない!?走行車線はACCを使って走ろう!(選ぼう使おうACC)
休日を中心に高速道路で発生しやすい渋滞。特にサグ部分と呼ばれる部分やトンネルの出入り口などではおこりやすくなっています。そこで、先進安全技術のACCを使用することで、疲労軽減などのほかに渋滞緩和にも効果的であることが研究で明らかになりました。
車線変更を我慢して、 キープレフト走行が渋滞緩和のカギ
交通量が多くなると、先を急ぐ車が追越車線に集中し始めます。一方で、走行車線は車が少なくなり、スペースができやすくなります。
そこで、追越車線と走行車線の利用率を同程度にする(平準化する)、つまり追越車線に車線変更せずに走行車線を走り続ける(キープレフト走行をする)ことで、利用率の偏りを抑えることができ、渋滞緩和につながるのです。
ACCを使って渋滞時には 「車間:短め(Sモード)」設定で!
車間の詰めすぎ・空けすぎも渋滞の原因となることが分かりました。
車間を詰めすぎていると急ブレーキをかけがちになり、それが後続車にも伝わっていく。一方車間を空けすぎていると、この車両の後ろに車間を詰めすぎる車両が次々と連なってしまい、やがて渋滞発生へとつながるのです。
渋滞時にACCを使用し車間短め(S)モードで前方車両を追従すると、車間が長くなりすぎるのを防止し、すみやかに追従することができます。また、車間短め(S)モード設定は、ドライバー操作による日常運転の範囲内の短め設定であるため、安全に走行可能な範囲内であると考えられます。したがって、渋滞時の追従走行には車間短め(S)モードが効果的と考えられます。
このようにACCを正しく使うことで渋滞緩和に貢献することができます。
一度、実践してみませんか?