いち早く、そして安全なお客さま救援のために 高速道路上の後方警戒装置、運用開始!
ニュースリリース
本部MA2022-030
2022年11月01日
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 坂口正芳)は11月1日(火)、高速道路上でトラブルのあったお客さまからの救援要請に際し、後続車からの追突を防ぐため「後方警戒装置」の運用を開始いたします。
お客さまと隊員、そして周囲のドライバーを守る「後方警戒」。人から装置へ。
JAFでは安全対策として、パイロン・三角表示板・回転灯・標識装置などの安全資機材を活用するだけでなく、お客さまに「安全ベスト」を着用していただくなど、十分な対策を実施しています。その一環として、高速道路や自動車専用道路などでは後続車からの追突を防ぐため「後方警戒車(者)」を配備して作業中であることをアピールしています。
このたび運用を開始した「後方警戒装置」はこの「後方警戒車(者)」の代わりとなるもので、後方から接近するすべての車両を検知。追突の危険を検知すると警報を発報して避難を促します。
現在実施している車両と人による「後方警戒」では、安全のため必ず作業車両と隊員・後方警戒車両と隊員の2車2名体制で対応しています。しかし、地域によっては夜間に2台目の後方警戒車(者)手配に時間を要することがありました。
しかし、本装置を導入することで高速道路上の作業を1車1名で対応可能。お客さまの安全を早期に確保するとともに、高速道路上という危険な現場で作業する隊員の安全も確保できます。
▼参考
・もしもの状況を疑似体験する360度VR動画
高速道路編 ~高速の車が目前を走り去る恐怖を疑似体験~
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/360video/expressway
後方警戒装置
後方警戒装置は以下の3点で構成されています。
- (1)車両を検出するカメラ
- (2)画像を分析し検知する小型PC
- (3)車両の接近を知らせるブザー
JAFはこれからもお客さまの安心・安全なカーライフのため、さまざまな企画を実施してまいります。