[A]路面が滑りやすい、視界が悪くなりますのでライトを点灯させ、安全な速度まで落として走行しましょう。
- サービスエリアやパーキングエリアにクルマを止めて雨が通り過ぎるのを待つ。
- スピードは控えめに、できる限り車間をあけて走行する。
- トンネルの出口付近での突風に注意する。
大雨に遭遇したら、ライトを点灯させ、安全な速度まで落として走行を
近年、各地で頻発するゲリラ豪雨※1や台風は、急に雨が強く降り短時間でも大量の雨量をもたらし、災害を引き起こすことがあります。特に走行速度が速い高速道路上で大雨に襲われた場合、第一に安全を確保することが重要です。
雨の日の運転は、路面が滑りやすい、視界が悪くなるなどより注意が必要になりますが、ワイパーをどれだけ早く動かしても拭ききれないような大雨に遭遇した場合、ハイドロプレーニング現象※2にも注意し、クルマはライトを点灯させ、安全な速度まで落として走行することを心がけましょう。近くに、サービスエリアやパーキングエリアがある場合は積極的に利用し、建物に待避し、雨雲の移動を待ちましょう。どうしても走行しなければならない場合なら、周囲のクルマや対向車からの水はねなどの危険を避けるため、できる限り車間距離を空けて走行車線を走行するようにしましょう。また、ゲリラ豪雨は積乱雲が原因なので、激しい突風が発生することもあります。そのため、特にトンネルの出口付近では、風によってハンドルをとられないような注意が必要です。
ハイウェイラジオや道路情報掲示板などで、最新の情報を入手
大雨の時には各種規制や交通事故が発生することがあります。ハイウェイラジオや道路情報掲示板などから、積極的に最新の情報を入手するようにしましょう。 また日ごろから大雨にあっても安全な走行ができるよう、タイヤの状態やワイパーブレードの動き、ワイパーのゴムのチェック、視界を確保するために窓をきれいするなど、クルマの点検をきちんと行うことを心がけましょう。
※1単独の積乱雲が発達して一時的に数十mmの総雨量をもたらす局地的大雨や、積乱雲が同じ場所で次々と発生・発達を繰り返し、数時間に数百mmの総雨量となる集中豪雨などのことを総称しています。
※2高速走行時にタイヤと路面の間に水の膜ができコントロールができないもので、溝の減ったタイヤに発生しやすい現象です。
2017年12月現在