[Q] 土日しか免許証の住所変更に行けない場合の対処法は?

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[A]日曜対応のある運転免許試験場の利用、家族による代理申請、マイナ免許証のワンストップサービス活用の3つの方法があります。

  • 土曜日は住所変更の受付を行っていないが、日曜日であれば一部の運転免許試験場で手続きが可能。
  • 平日に行けない方には、代理申請やマイナ免許証のワンストップサービスを活用する方法もある。
  • 住所変更を行わないと更新通知が届かず、その結果として免許が失効する可能性があるため、早めの手続きが重要。

免許証の住所変更は土日にできる?

土曜日と日曜日では、住所変更の対応状況が大きく異なります。

土曜日は、多くの地域で警察署および運転免許試験場で住所変更を受け付けていません。一方、日曜日であれば、一部の運転免許試験場(免許センター)で手続きできる地域もあります。

ただし、日曜日に手続き可能な場合でも、住所変更のみでは受け付けておらず、免許更新と同時の場合に限定される地域もあるため、注意が必要です。

警察署の住所変更窓口は原則として平日のみで、土曜日・日曜日・祝日・年末年始は受け付けていません。対応状況は都道府県ごとに異なるため、管轄の都道府県警察の公式サイトで確認しましょう。

【主要都道府県別】日曜日の住所変更対応状況

日曜日に住所変更(記載事項変更)の手続きができるかどうかは、都道府県や施設によって異なります。日曜日の単独手続きが可能な施設の例は、以下の早見表のとおりです。

都道府県 施設名 日曜日の住所変更 備考
東京都 府中・鮫洲・江東 運転免許試験場 ○(単独手続き可) 都内警察署および運転免許更新センターは平日のみ
埼玉県 運転免許センター(鴻巣) ○(単独手続き可) 各警察署は平日のみ(鴻巣警察署では免許手続き不可)
千葉県 運転免許センター ○(単独手続き可) 警察署は平日のみ
愛知県 運転免許試験場、東三河運転免許センター ○(単独手続き可) 44警察署は平日のみ
大阪府 門真運転免許試験場 ○(単独手続き可) 光明池運転免許試験場は平日のみ
広島県 広島県・東部 運転免許センター ○(単独手続き可) 日曜〜金曜受付(祝日・年末年始は除く)
宮城県 宮城県運転免許センター ○(単独手続き可) 石巻・仙南は第1・第3日曜、古川は第2・第4日曜のみ

上記はあくまで主要な都道府県の例です。その他の地域については、管轄の都道府県警察の公式サイトで最新の受付状況を確認してください。

免許証の住所変更ができる場所と受付時間

免許証の住所変更手続きは、以下の3ヶ所のいずれかで行えます。

  • 警察署(新住所を管轄する署)
  • 運転免許試験場
  • 運転免許更新センター

それぞれ詳しく解説します。

警察署(新住所を管轄する署)

新住所を管轄する警察署では、住所変更の手続きが可能です。受付時間は都道府県によって異なるため、事前に都道府県警察の公式サイトで確認してから訪問してください。

ただし、警察署では原則として土曜日・日曜日・祝日・年末年始の住所変更を受け付けていません。日曜日に手続きしたい場合は、運転免許試験場(免許センター)の利用を検討しましょう。

運転免許試験場

運転免許証の住所変更は、新住所のある都道府県の運転免許試験場(免許センター)や警察署で行う必要があります。日曜日でも住所変更を受け付けている都道府県はありますが、日曜日の受付時間は平日より短く設定されているケースも多いため、事前に各自治体のホームページ等で確認し、時間に余裕を持って行動しましょう。

3〜4月の引越しシーズンは試験場が特に混雑しやすく、日曜日は待ち時間が長くなる場合があります。素早く済ませたい場合は、できるだけ受付開始直後に訪問してください。

運転免許更新センター

運転免許更新センターは、免許の更新手続きを主な業務としている施設であり、「住所変更のみ」は対応外の場合があります。受付も原則平日のため、土日希望の方は新住所を管轄する運転免許試験場(免許センター)の日曜窓口を検討しましょう。

なお、「日曜対応している他県に行けば手続きできる」という例外はありません。

施設ごとに対応業務や受付時間が異なるため、向かう前に必ず各都道府県警察のホームページや電話で確認してください。

免許証の住所変更に必要な書類と手続きの流れ

運転免許証

住所変更の手続きに必要な書類は、以下のとおりです。

書類 備考
運転免許証 現在お持ちのもの。手続き後、裏面に新住所が記載される
運転免許証記載事項変更届 窓口に備え付け。その場で記入する
新しい住所を確認できる書類(以下いずれか1点)
住民票の写し 原本のみ可。マイナンバー記載なし。有効期限は都道府県により異なる(東京都は交付日から6ヶ月以内)
マイナンバーカード 通知カードは不可。券面に新住所が記載されていること
健康保険の資格確認書 新住所が記載されているもの(従来の健康保険証は2024年12月2日以降、新規発行が停止)
消印付き郵便物 新住所宛に届いたもの。転送されたものや年賀状は不可(詳細条件は都道府県により異なる)

書類がそろったら、窓口での手続きは以下の3ステップで完結します。

  • 1.窓口に備え付けの「運転免許証記載事項変更届」に必要事項を記入する
  • 2.運転免許証と新住所が確認できる書類を添えて提出する
  • 3.内容確認後、免許証裏面に新住所が記載されて完了

手数料は無料で、所要時間は空いていれば10〜20分程度が目安です。ただし、3〜4月など引越しが多い時期は試験場や警察署が混雑するため、時間に余裕を持って訪問してください。

平日に行けない場合の3つの対処法

土日しか時間が取れない方でも、以下の方法で住所変更手続きを進められます。

  • 1.日曜受付のある運転免許試験場(免許センター)を利用する
  • 2.家族に代理人として申請してもらう
  • 3.マイナ免許証のワンストップサービスを利用する

自分の状況や地域の対応状況に合った方法を選べば、平日に仕事を休まずに手続きを済ませることも可能です。

1.日曜受付のある運転免許試験場を利用する

前述の対応表のとおり、運転免許試験場(免許センター)の中には日曜日でも住所変更を受け付けている施設があります。ただし、手続きができるのは新住所のある都道府県内の施設のみです。「自分の県が日曜休みだから、日曜営業している隣県で手続きする」といったことはできないため、ご注意ください。

なお、日曜日は試験場が混雑しやすいため、人が少ない受付開始直後に訪問することをおすすめします。事前に必要書類を準備しておけば、窓口での手続き自体は10~20分程度で完了します。

2.家族に代理人として申請してもらう

本人による申請が原則ですが、やむを得ない理由があれば代理人での申請が可能な場合があります。ただし、都道府県によっては住民票に併記されている同居の親族のみが可能などの条件がついていることがあるので、事前にお住まいの都道府県警の案内を確認してください。

代理人による手続きに必要な書類は以下のとおりです。

  • 本人の運転免許証
  • 申請者本人と代理人が併記された住民票の写し
  • 代理人の本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
  • 委任状(都道府県によって必要な場合あり)

必要書類は都道府県ごとに異なるため、管轄の都道府県警察の公式サイトで事前に確認してください。

3.マイナ免許証のワンストップサービスを利用する

2025年3月24日から運用が開始されたマイナ免許証では、条件を満たす場合に住所変更のワンストップサービスを利用できます。ワンストップサービスとは、市区町村の窓口でマイナンバーカードの住所変更を届け出ることで、免許証の住所情報も連動して更新される仕組みです。

ただし、利用には条件があります。対象となるのは、(1)マイナ免許証のみを保有している、(2)事前に利用同意手続きを済ませている、(3)署名用電子証明書が有効期限内である、の3点を満たす方です。

なお、「従来の免許証とマイナ免許証の2枚持ち」の方は対象外で、警察署や運転免許試験場などで別途記載事項変更手続きが必要です。

免許証の住所変更をしないとどうなる?

免許証の住所変更は道路交通法で義務付けられており、届出を怠ると以下のリスクが発生します。

リスク 内容
罰金・科料 道路交通法第121条により、2万円以下の罰金または科料に処される可能性がある
更新通知が届かない 更新はがきは登録住所に届くため、旧住所のままだと通知に気付かず、更新期限を過ぎて免許が失効するおそれがある
身分証明書として使えない 現住所と免許証の住所が異なると、本人確認書類として認められない場面がある

道路交通法第94条では「すみやかに届け出ること」と定められており、明確な日数の期限はありません。ただし、免許を失効すると再取得に多くの手間と時間がかかるため、引越し後はできるだけ早く手続きを済ませるべきです。

郵便局の転送サービスは届出から1年間のみ有効なため、転送機能に頼り続けるのは注意が必要です。

忙しいドライバーこそ知っておきたい保険のロードサービスとJAFの違い

土日しか動けないほど忙しい方にとって、出先でのクルマのトラブルは大きな負担となりかねません。JAFのロードサービスの出動理由では、バッテリー上がりが毎年トップを占めているため、日頃から備えることが大切です。

「自動車保険のロードサービスがあるから大丈夫」と考える方は少なくありませんが、保険のロードサービスとJAFには大きな違いがあります。

保険のロードサービスは「クルマ」にかかるサービスで、契約車両が対象です。一方、JAFは「人」に対するサービスで、レンタカーや社用車でも会員が運転・同乗していれば対象に含まれます※1。

さらに、保険のロードサービスでは適用外になりやすい異音・異臭の点検やパンクの応急修理、大雨による車両冠水などもJAFは対応しており、原則として利用回数の制限もありません。

JAF会員の入会金は2,000円、年会費は4,000円です。非会員がバッテリー上がりで依頼すると1回21,700円(昼間・一般道)※2※3かかるため、事前の入会をおすすめします※4。

仕事や家庭で忙しい方は、この機会にJAFへの入会をご検討ください。

※1 個人会員、家族会員の場合のみ対応。法人会員は登録車両に限定します(登録車両であればドライバーはどなたでもサービスをご利用いただけます)。
※2 現場の状況によりロードサービス料金が異なります。
※3 表示価格はすべて税込金額(消費税10%)となります。
※4 救援現場でご加入された場合、当該救援は一般の方の料金となります。

まとめ

免許証の住所変更は、日曜日であれば運転免許試験場などで手続きできる施設があります。ただし、土曜日は多くの地域で住所変更を受け付けていないため、「土日とも対応」ではなく「日曜日のみ一部施設で対応」と覚えておきましょう。

平日に行けない場合は、マイナ免許証のワンストップサービスなどで手続きが可能です。なお、代理申請の可否は地域によって異なるため、事前に確認しましょう。

特にマイナ免許証のワンストップサービスなら、マイナ免許証のみの方に限られますが市区町村での手続きだけで免許証の住所情報も連動して更新されるため、警察署や免許試験場に出向く必要がなくなります。

住所変更を放置すると更新通知が届かず、更新に気付かないまま免許が失効するおそれがあります。忙しい方こそ、早めの対処を心がけてください。

■監修者情報

鈴木 ケンイチ
鈴木 ケンイチ

プロフィール:
1966年生まれ。國學院大学経済学部卒業後、雑誌編集者を経て独立。自動車専門誌を中心に一般誌やインターネット媒体などで執筆活動を行う。見えにくい、エンジニアリングやコンセプト、魅力などを、分かりやすく説明している。著書「自動車ビジネス」(クロスメディア・パブリッシング)

2026年06月現在

 

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