[Q]ジャンクションから本線合流時の注意点

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[A]加速車線から高速道路本線へと合流するときは、加速車線を最大限に利用して素早く加速することが大切です。

  • 加速車線を最大限に利用して素早く、しっかりと加速して本線に合流。
  • 目標とするクルマを決めて、目視でミラーの死角の安全確認を行う。
  • 合流車が見えたらタイミングが被らないように自車の速度を調整する。

本線車道へ合流する際の注意点

 加速車線から高速道路本線へと合流するときは、加速車線を最大限に利用して素早く加速することが大切です。本線のクルマとぶつかりそうで怖いという気持ちが先に立ち加速をためらうと、かえって危険な状況を招きます。加速車線を使い切る気持ちで、しっかりと加速してください。もし先行するクルマがいる場合は、十分な車間距離を取ってから加速しましょう。また、加速車線へ入るときにはルームミラーで後続車の存在を確認してください。後続車が自分よりも早いタイミングで本線へ合流することもあります。後続車と衝突しないよう、その動きに注意を払います。加速車線を使って加速する意味は、本線を流れるクルマと自車の速度差を小さくすることにあります。速度差が小さくなれば、合流もスムーズに行うことができます。

上手な合流方法とは?

 まず、加速車線の手前でウインカーを操作して合図を出します。次に加速車線で十分に加速すると同時に、本線の流れをドアミラーやルームミラーで確認します。その上で本線を走るどのクルマの後ろに入るのか目標を決めましょう。目標とするクルマについて行けるように自車の速度を調整し、ミラーの死角となる場所の安全を目視で確認してから目標とするクルマの後ろへついて行くように合流します。加速車線の前半で、加速が不十分なまま本線へと合流すると、本線の通行を妨げる原因になり大変危険です。十分に加速するためにも、加速車線の後半で本線へと合流しましょう。

合流してくるクルマがいる場合の対処方法とは?

 本線を走行中に合流地点に近づき、加速車線を使って合流してくるクルマが見えたら、減速や車線変更など状況に合わせて対処できるよう、周囲の状況に注意します。基本的に本線へ合流してくるクルマは自車よりも速度が遅いので、可能であれば車線変更し、合流スペースを空けるようにします。合流が終わって走行状況が落ち着いたことを確認し、元の車線に戻りましょう。また車線変更が出来ない場合は、合流してくるクルマとのタイミングと被らないようにアクセルを緩めるなどして自車の速度を調整し、前走車との車間距離をとります。合流するクルマが十分に加速していれば、自車の速度を一定に保ち、自車前方への合流してもらうようにします。さらに合流するクルマが加速車線の前半にいて加速も不十分であると認められた場合は、合流するクルマよりも先に出るようにして、自車後方への合流を意識してもらいます。この際、加速車線の後半で、合流するクルマと横並びとなると合流ができなくなる可能性があるので、事前に状況を判断しておくことが大切です。

2017年01月現在

 

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