【新潟交通×JAF新潟】路線バスとクルマの交通安全 第2弾

お知らせ 新潟

2026年01月20日

バスの死角を確認しました

新潟県の佐渡・下越地方において、長年にわたり地域の移動手段として重要な役割を担ってきた新潟交通さん。
JAF新潟支部はその新潟交通さんと連携して、交通安全活動を展開しています。
第2弾の今回のテーマは、バスの死角です。
新潟交通株式会社の五十嵐勝美様、五十嵐敏子様にお話を伺いました。

今回、死角の検証に使用したバス(全長10.9m、全幅2.49m、全高2.94m)

路線バスは、私たちの社会の大切な交通手段です。
安全な交通環境を守るために、すべての道路利用者は、バスの死角について理解しておく必要があります。

そもそも死角って何?

バスの死角に関するもの
赤い部分が運転席の右ミラーに映る範囲
クルマの死角とは、運転席から目視で見ることのできない範囲のことです。
クルマには車体の構造上、必ず生じる死角があります。
車体が大きければ大きいほど、死角の部分も大きくなります。

バスの死角はどれくらいでしょうか。
運転席からミラーで見える範囲はどれくらいでしょうか。

まず、右側方の側方の死角を見てみましょう。
赤い部分がミラーに映っている箇所です。
それ以外はミラーに映らず、運転手は自ら首を振って目視しないと確認できません。

運転席から見た右ミラー

自分(自車)の存在がバスの運転手さんに認知されているでしょうか
乗用車と比べて大きなサイズのミラーで、映る範囲も広いように見えます。
どの部分が見えていないか、確認してみましょう。

右側方の死角で何が起こるでしょうか?
クルマがバスの横を通過する時、死角に入って見落とされるかもしれません。

道路交通法第27条第1項には、「停留所に停車中の路線バスが発進しようとする場合、後続の車両の運転者は、その発進を妨げてはならない」という規定があります。 
バスがバス停から発進しようとしている際に、後続のドライバーが譲らずに進行したり加速したりする行為は、道路交通法に抵触する可能性があります。
また、交通の混乱や事故を引き起こす原因にもなります。

左ミラーに映る範囲

次に左ミラーで確認できる範囲を見てみましょう。
赤い部分がミラーに映っていた範囲です。
ドア横に置いてある四つのコーンは、ミラーに映っていません。

赤い部分がミラーに映っている箇所

運転席から見た左ミラー

運転席から見た左ミラーです。
一見、広い範囲を映しているようですが、見えていない部分にこそ注意を向けたいものです。

補助ミラーにはバスの前部付近が映っています。
小さなお子様がバスの前を横切ってもミラーには映りますが、見落とされる可能性があり、危険な行為であることに変わりはありません。絶対にやめましょう。
特に小さなお子様をお連れの場合は、手をつないで安全を確保してください。

左ミラー

左側方の死角で何が起きるでしょうか
バスに近づく歩行者が見落とされる可能性があります。
特に駆け足でバスに近づく場合は注意が必要です。
また、バスの後ろを横切るのも非常に危険な行為です。


自転車や二輪車はバスが左折する際、内輪差で巻き込まれる危険性があります。
また、停車中のバスのすぐ横を通過すると、急にバスが動き出すことがあります。

命を守るために、みんなが協力を!

見えない部分に潜む危険を知ろう

バスの死角に関するもの
【運転席から目視】左側方
路線バスの運転手さんも常に安全運転を心がけています。
それでも死角は完全になくすことができません。
だからこそ、私たちひとりひとりが意識をもち、危険を避ける行動をとることが大切です。

バスが発進の合図を出した時は……

譲る心の余裕が大切

バスの死角に関するもの
【運転席から目視】右側方
ミラーの死角は目視でカバー。
しかし夜間や薄暮時、無灯火の車両に追い越されるときは、やはりヒヤリとするそうです。
一般ドライバーもそれは同じですね。
思いやりのある行動で、みんなが安全に過ごせる交通社会を目指しましょう!