【JAF沖縄】STOP!ロードキルやんばる
お知らせ 沖縄
2025年10月17日
沖縄本島北部「やんばる」地域は、ヤンバルクイナやケナガネズミなど、希少な野生動物が暮らす豊かな自然の宝庫です。しかし、近年ではロードキルが深刻な問題となっています。
ロードキルとは?
「ロードキル」とは、車両にひかれて死ぬ轢死、ぶつかって死ぬ衝突死、道路わきの排水溝内へ落ち込み溺れて死ぬ溺死、路上で乾燥して死んでしまう乾涸死などの、道路による影響で野生動物が死亡することをいいます。やんばるでは、ヤンバルクイナ、ケナガネズミ、リュウキュウヤマガメ、イボイモリ、シリケンイモリなど様々ないきものがロードキルにあっています。
10月からは、特にケナガネズミの交通事故件数が増加します。夜間の運転にご注意ください。

(引用:ウフギー自然館ホームページ)
ドライバーにできること
①スピードを控えめに:やんばるの道は、野生動物の生活圏。ゆっくり走ることで事故を防げます。
②注意喚起の看板に注目:事故多発地点には横断幕や看板が設置されています。
③目撃情報の提供:傷ついている・死んでいる希少種を見かけたら、やんばる野生生物保護センター(0980-50-1025)へ連絡を。
②注意喚起の看板に注目:事故多発地点には横断幕や看板が設置されています。
③目撃情報の提供:傷ついている・死んでいる希少種を見かけたら、やんばる野生生物保護センター(0980-50-1025)へ連絡を。
やんばるの自然を未来へ
各関係機関等がアンダーパスの設置やフェンス整備など、ロードキル防止に向けた取り組みを進めています。私たち一人ひとりの運転マナーが、やんばるの生き物たちを守る力になります。
最後に
JAF沖縄支部では、基本理念に基づき、「ヤンバルクイナにも安全と安心の支えとなる活動を。」というキャッチフレーズのもと、希少種のロードキル防止活動に取り組みます。また、「安田くいなふれあい公園」クイナの森にて、ヤンバルクイナの生態や環境の状態がわかる資料ブースや、施設内に実際に生息する環境を再現した観察ブースがあります。
観測ブースでは、実際では目にすることさえ難しいヤンバルクイナを目の前で観察する事ができますので、是非足を運んでみてください。
ひとりひとりにもできることがあります。
ぜひ、以下の二次元コードから環境省が実施している希少動物の調査にもご協力ください。
小さな行動が、大きな保護につながります。
やんばるを訪れる際は、「生き物たちの住み家にお邪魔する」気持ちで、やさしい運転を心がけましょう。
