心も体も温まる器の町へ【長崎県 東彼杵郡 波佐見町】

400年の伝統を持つ波佐見焼
やきものの町として400年の歴史がある波佐見町。慶長3年（1598）、文禄・慶長の役に参加した大村藩主・大村喜前は朝鮮の陶工・李祐慶兄弟たちを連れ帰りました。その翌年彼らが波佐見町村木の畑ノ原、古皿屋、山似田に階段状連房式登窯を築き、やきものづくりを始め、ここに波佐見焼は産声をあげたと伝えられています。はじめは施釉陶器をつくっていましたがその後、磁器の原料が発見されてからは急速に染付と青磁を中心とする磁器生産に移行します。後に大村藩の特産品に数えられ、江戸後期には日本一の磁器生産量を誇るまでになりました。

レトロな町中をドライブ
そんな歴史のある町中をドライブすると、人気スポットや温泉と出会え、冬の一日をほっこり気分で過ごせます。最初の人気スポットは地元の陶磁器メーカー・マルヒロが手がけた私設公園（HIROPPA）。芝生が広がるなか、遊び心あふれる「あみあみジャングル」や「やきものビーチ」があり、自由に遊べます。施設内にはカフェやショップもあります。