【三次の鵜飼を完全攻略】全国唯一!鵜舟と遊覧船が並走する鵜飼体験レポ&JAF割引情報

お知らせ 広島

2025年07月31日

鵜飼は、人生で一度は体験してみたい——そんな思いを抱く方も多いのではないでしょうか。全国で鵜飼が見られるのはわずか11カ所。その中でも、鵜舟とともに川を回遊できるのは、三次の鵜飼だけです。広島県無形民俗文化財にも指定されている幻想的な夏の夜を彩る特別な体験。 JAF会員の方にこの伝統と文化をより身近に感じていただけるよう、お得なJAF会員優待【10%割引+マグネット1個進呈】を実施しています。

■そもそも、鵜飼とは?三次の鵜飼公式ホームページはこちら

鵜(う)という水鳥を使って川魚を捕る、日本の伝統的な漁法。

JAF職員が行ってみた!三次の鵜飼JAFリアル体験レポート

~こうすればもっと楽しめる!?完全攻略ポイントを紹介~

三次の鵜飼を100%楽しむために、JAF職員2名が実際に乗船してきました!(三次の鵜飼乗船場はこちら
本記事では、現地で感じた「こうすればよかった~~~!」というリアルな声をもとに、これから行く方に向けた攻略ポイントをお届けします。

取材に行ったJAF職員2名

「三次のうかい乗船場」の看板が目印

乗船は”遅め”が狙い目!?

乗船順に座席が決まるため、早めに乗船すると後方、遅めに乗船すると先頭に近い席になる可能性があります。
船頭さんの近くの席は、漕ぎ手の動きや水しぶきの迫力を楽しめます。

※ただし、乗船はあくまでスムーズな流れを優先して行われます。混雑やトラブルを避けるためにも、係員の案内には従いましょう。

スマホ撮影は難易度高め!

夜の川で動く鵜飼を撮影するのは、スマートフォンではかなり難しいです。
一眼レフなどのカメラを持参するか、スマホの夜景モード・手ぶれ補正を事前に設定しておくことをおすすめします。

とはいえ、写真に残すことだけがすべてではありません。 鵜匠と鵜の連携、川面に映る灯り、船頭さんの操舵――その一瞬一瞬を、ぜひ、目で見て、心で感じてみてください。

水しぶきに注意!でもそれも風情

みよし鵜飼船頭技術保存会 船頭会長 西平さん「三次の船頭のスキルは日本で1番!自信をもってご案内します!」
漕ぎ手の動きがダイナミックなぶん、水しぶきが飛んでくることも。
レインコートの貸出もありますが、夏の涼を感じるのも楽しみのひとつ!
気になる方は、白い服は避けるのが無難です!

食事も楽しみのひとつ!

今回は近くのスーパーでお弁当を購入して行きました。
船内では持ち込みのお弁当や飲み物もOK。乗船場では、鵜飼で採れたあゆの塩焼きも販売されており、地元ならではの味を楽しむことができます。

鵜匠さんに突撃インタビュー

鵜匠さんとも記念撮影ができます!
Q.鵜はどうして、あんなに上手に魚をとってくれるんですか?
鵜匠さん:

「一番の理由は、昔ながらの習性です。鵜は本来、魚を獲るのが得意な鳥なんです。そこに、私たち鵜匠と信頼関係や日々の世話が加わって、よりスムーズに動いてくれるようになります。」

Q.毎日、鵜の世話をすることで、鵜との関係が深まるんですね。どんな工夫があるんですか?
鵜匠さん:
「はい、特に毎日のエサやりがポイントです。川鵜は、1匹魚を食べるだけで満足してしまって、もう獲らなくなることもあるんですよ。だから、食べ過すぎないように、調整して、ちょうどいいバランスを保つようにしています。」

取材時の漁獲量
Q:一回の鵜飼で、どれくらいの魚が獲れるんですか?
鵜匠さん:
「今はだいたい30~40匹程度ですね。昔はもっと獲れていて、クーラーボックスが満杯になるくらいでした。 でも今は、鵜飼を行う範囲が狭くなっていて、観光業としての鵜飼に変わっています。昔は一晩かけて漁をしていましたが、今は他の漁師さんの漁に影響が出ないように、短時間で行っています。」

Q:昔は獲れた鮎を天皇家に献上していたという話もあるそうですね?
鵜匠さん:
「はい、鵜飼で獲れた鮎は、天皇家に献上されていた歴史があります。特に岐阜県・長良川の鵜飼が有名で、明治時代には宮内省の御猟場として指定され、鮎が献上されていました。鵜が魚を噛むことで血抜きができるため、網で獲ったものよりも鮮度が保たれるんです。だから、鵜飼の鮎は鮮度が良く、美味とされています。」

三次の鵜飼スタッフが語る三次の鵜飼の魅力

ここで、三次の鵜飼を支える運営スタッフ・藤田さんにも、魅力ポイントを聞いてみました!

●「三次の鵜飼」おすすめポイント3選

① 並走遊覧:鵜舟と遊覧船が共に川を下り、上る。鵜が鮎を捕らえる瞬間をより多くご覧いただくことができます。
② 鵜匠の技術:鵜匠と鵜を結ぶ手綱が日本一長く、昔ながらの生業としての「漁」をご体感いただけます。
③ 鵜舟・遊覧船は一切動力なし:人力のみ、力強く巧みな舵子・船頭の技術を楽しんでいただけます。

●藤田さん個人のオススメは「三次の鵜飼に携わる人」たち。

鵜匠・舵子・船頭・鮎の塩焼き名人など、それぞれが誇りを持って鵜飼に関わっており、個性豊かな人々との出会いも楽しみのひとつです。
ぜひ三次の鵜飼にお越しの際は、気軽に声をかけてみてください。ここでしか聞けない面白い話が聞けるかもしれません!

「三次の鵜飼」スタッフ・藤田さん

鵜飼で獲れたあゆは乗船場で塩焼きにして販売しています♪

【割引情報】JAFアプリクーポンでお得に!

いかがでしたか?三次の鵜飼、行ってみたくなりましたか?
現在、JAF会員の方は、「三次の鵜飼」がお得に楽しめるJAF会員優待実施中!

■こんな方におすすめ!
  • 家族と友人との夏の思い出づくりに
  • 涼を求めて夜のお出かけを楽しみたい方
  • 地元の文化に触れてみたい方
  • 「鵜飼って人生で一度は生で見てみたいけど、料金がちょっと気になる…」という方にもぴったり!
    →JAF会員なら、お得に体験できます!
ご予約は、下記リンク先をチェック

鵜飼の前後に立ち寄りたい!三次のおすすめグルメスポット(JAF優待あり)

さらに、三次の鵜飼を楽しむ前後に立ち寄れる、地元ならではの味を楽しめるお店をご紹介。JAF会員なら、お得に楽しめます!

編集後記

「“鵜飼ってなに?”から始まった私が、すっかり魅了されました」 (JAF広島支部 K職員)

正直に言うと、三次の夏の風物詩が「鵜飼」だということは知っていたものの、 「鵜飼ってなに?」「どうやって見るの?」というレベルの知識でした。
乗船してみると、鵜飼を楽しむのはもちろん、馬洗川のせせらぎを聞きながらの遊覧が本当に心地よくて、 夏の暑さを忘れるほどの涼やかな風が吹き抜けていくのに驚きました。 そして、間近で見る! 船頭さんの操舵さばきも必見!川の流れを読みながら船を操る姿に見惚れてしまいました。
「鵜飼ってこんなに迫力があるんだ!」と、体験して初めてわかる感動がたくさんありました。
まだ体験したことがない方には、ぜひ一度乗ってみてほしいです!

「家族にもすすめた猛暑を忘れる幻想体験」(JAF広島支部・S 職員)

取材に訪れた日は、三次市が全国で最も暑さを記録した翌日。
暑さに弱い私にとっては、外に出るのもためらわれるような気候でしたが、水音に包まれながら、気づけば涼しく幻想的な世界に引き込まれていました。
鵜飼の迫力はもちろんのこと、船頭さんの巧みな操舵や、川面に映る灯りの美しさも印象的で、「この感動を誰かに共有したい!」と気持ちが自然と湧いてきて、帰宅後すぐに、家族に「絶対おすすめ!」と熱くプレゼンをしました(笑)
本記事を通じて、私が感じたこの体験が、JAF会員の皆さまの夏の思い出のひとつになれば嬉しいです。
ぜひ、三次の鵜飼に足を運んでみてください。