
[A]なるべく早く頑丈な屋内駐車場に避難しましょう
- 激しい降雹時は屋内駐車場に避難するか、落ち着いて減速し停車する。
- 豪雨をともなう時は、冠水の危険がある道路の利用を避ける。
- 雹による車体破損は車両保険が使える場合があるので、保険会社に確認。
運転中だけでなく保管中も注意が必要
天気予報で「雷を伴う」「大気の状態が不安定」「竜巻などの激しい突風」といった言葉が使われたり、雷注意報が発表されたりした場合は、天候の急変とともに、雹が降ることがあります。
雹とは発達した積乱雲(いわゆる入道雲)から降ってくる、直径5mm以上の氷の塊のことです。直径5mm未満の氷の塊は「あられ」と呼ばれます。ゴルフボールが直径約4.3mmなので、それより大きいことになります。計算上の落下速度は時速100kmを超えるそうで、思い切り投げたゴルフボールがぶつかるのと同じくらいの衝撃になります。
激しい降雹は車体を傷つけるだけでなく、運転を続けることが大変になるので、なるべく早く頑丈な屋内駐車場に避難しましょう。避難できる駐車場などが見当たらない場合は、落ち着いて周囲の交通状況を考慮しながら減速し、道路の左側に寄せて停車します。
自宅の駐車場に雹が降ってきた場合、粒のサイズが大きければ車庫の屋根を突き破ってしまうことも珍しくありません。車体に被害が及びそうであれば、厚手の毛布や布団などでボディを覆うことで、衝撃を和らげ、損傷を最小限に抑えることができます。
雹の損害は保険で直せる?
降雹時は豪雨をともなう場合が多く、道路の冠水にも注意が必要です。大量の雹が降ると、雹自身に加えてそれにより落ちた木々の葉や枝、ゴミなどで排水溝が詰まり、そこに豪雨が重なることで短時間のうちに道路が冠水してしまいます。国土交通省のウェブサイトでは、道路冠水想定箇所をマップや一覧表などで分かりやすく表示しているので、事前に場所を確認しておくと、冠水しそうなルートを避けるためのヒントになります。
雹が原因でボンネットやルーフがへこむ、ガラスが割れるなどの被害を受けたときには修理が必要となります。修理内容によっては高額な出費となってしまいますが、車両保険で補償される場合があります。車両保険の契約内容によって対応内容は違うので、自分の任意保険が使えるかどうか、加入している保険会社に確認してみましょう。
2026年04月現在


