[Q]スタッドレスタイヤの使用限度と正しい保管方法とは?

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[A]残りの溝が新品時の50%未満になると、冬タイヤとしては使用できません。外したタイヤは、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。

  • ⇧印にあるプラットホームが出たら、冬タイヤとしては使用できない。
  • 丁寧に運転するとタイヤは長持ちする。
  • 付着した融雪剤などを水洗いして落とし、直射日光を避け温度変化の少ない通気性の良い場所で保管する。

スタッドレスタイヤの溝の深さが、新品の状態から50%未満になると、積雪路・凍結路での性能が低下するので、冬用タイヤとして使うことができなくなります。タイヤの溝の深さ50%の位置には、使用限界を表すプラットホームが設けられています。スタッドレスタイヤの摩耗具合は、このプラットホームを確認しましょう。プラットホームが設けられているタイヤ側面に「⇧」印があります。その部分の溝がなくなり、プラットホームが地面に触れる状態なっていたら、冬タイヤとしてはすでに限界ということです。

なお、スタッドレスタイヤは一般的には3シーズンから5シーズンは使用できるといわれています。ただし、使用環境によって摩耗や劣化の具合が変わります。スタッドレスタイヤを長持ちさせる場合に注意したいのが、乾燥路での走り方です。乾燥路では急発進や急ブレーキはもちろん、カーブでも無理せずに丁寧な運転を心がけましょう。

また、保管方法で重要なことは、スタッドレスタイヤの特徴である、柔らかいゴムを硬化させないことです。タイヤを外したら、まずは融雪剤や泥、油脂などの付着した異物を水洗いして落とし、水気を残さないように拭き取ります。その後、直射日光が当たらない、温度変化の少ない通気性の良いところで保管することが大切です。

タイヤ(ホイールとのセット)の保管は、タイヤへの負担(ゴムやタイヤの骨格を支える内側のコード類)を低減するため、空気圧を指定の半分程度に下げておくことがベストとされます(置き方は平積み)。 ただし、次回の使用前に、適正空気圧に戻すためのエアコンプレッサーなどの空気入れや、空気圧計を用意する必要があるため、ディーラーや整備工場、ガソリンスタンドなどでの交換をお勧めします。 また、タイヤ(ホイールなし)のみで保管する場合はタイヤラック等に立てかけておきます。

2022年04月現在

 

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