[Q]急速充電と普通充電の違いは?

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[A]充電の出力によって区分されます。設置場所も異なります。

  • 普通充電は戸建て住宅やマンション、商業ビル、屋外駐車場などに設置される。
  • 急速充電は高速道路のサービスエリア、道の駅、カーディーラーなどに置かれる。
  • テスラは北米で標準規格になっている独自開発のNACSを日本でも展開。

充電の基本となる普通充電は住宅などに設置

電気自動車やプラグインハイブリッド車の充電設備は、普通充電と急速充電の2つに大きく分かれています。

普通充電は一般的に出力10kW未満のものを言い、単相交流100Vまたは200Vを使用します。100Vは一般のコンセントを用いる場合で、専用の充電設備は多くが200Vとなります。戸建て住宅、マンション、商業ビル、屋外駐車場などに設置されており、ケーブルなしのコンセントタイプと、ケーブル付きの壁掛けタイプ、スタンドタイプなどがあります。出力は3kWあるいは6kWが一般的です。

チャデモの愛称で知られる急速充電は高出力化が進む

チャデモ(CHAdeMO)の愛称で知られる急速充電は、電源に三相交流200Vを使用し、直流に変換して充電しています。出力は20kW~240kWとさまざまで、新しい設備ほど高出力という傾向があります。機器が高価であることから、公共空間での共用設備として考えられており、高速道路のサービスエリア、道の駅、ガソリンスタンド、カーディーラー、商業施設などへの設置が進められています。いずれの場合も、急速充電は自宅から目的地に向かう経路の途中で使い、自宅や目的地での普通充電を基本とするのが一般的です。
アメリカの電気自動車、テスラはNACSという独自規格を日本でも展開しており、多くの車種では別々になっている普通充電と急速充電の充電口がひとつになっています。充電設備も独自で、普通充電は「ウォールコネクター」、急速充電は「スーパーチャージャー」と呼ばれています。出力は前者が9.6kW、後者は最大で250kWです。北米ではこのNACSが急速充電の標準規格になっており、日本国内でもチャデモからこちらへの切り替えを発表するメーカーが出てきています。

普通充電用AC200Vコンセント

普通充電スタンド(コンセントタイプ)の一例

普通充電スタンド(充電ケーブル付タイプ)の一例

急速充電設備の一例

テスラなどが採用するNACS規格は除く
充電の種類 普通充電 急速充電
設備のタイプ コンセント コンセントタイプ 壁掛け・スタンドタイプ スタンドタイプ
電流・電圧 交流100V 交流200V 交流200V 直流
主な設置場所 戸建て住宅、マンション、会社 戸建て住宅、マンション、会社 商業施設、宿泊施設、屋外駐車場 高速道路のサービスエリア、道の駅、ガソリンスタンド、カーディーラー、商業施設
出力 1.2kW 3kW 6kW 20~240kW
満充電時間(日産サクラ・20kWhの場合)   8時間 4時間 80%まで約40分

2026年01月現在

 

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