{F74D6135-A2C8-408C-B8E3-0EBCBCF50E25}
[A]変更すること自体には、規制はありませんがフェンダーよりも外側へはみ出して装着した場合は違反の対象になることがあります。
- タイヤサイズの変更に規制はなく、変更時はインチアップが一般的。
- インチアップの利点は多いが、速度計の誤差や車体との干渉に注意。
- フェンダーよりタイヤがはみ出れば、不正改造で取り締まり対象。
タイヤサイズを変更している車両を頻繁に見かけるように、タイヤのサイズを変更すること自体には、規制はありません。一般的にタイヤサイズの変更は、インチアップといわれる方法でサイズを変えます。インチアップとはタイヤの内径だけを大きくし、外径は変えないサイズアップの方法です。通常サイズよりも、タイヤを低扁平率化(扁平率=タイヤの横幅に対するサイドウォール部の高さの割合)することで、引き締まった乗り心地になり、ステアリングレスポンスが向上するなどのメリットがありますが、乗り心地が硬くなるなどのデメリットもあります。ただし、タイヤサイズを変えるうえでは、2つの点に注意しなくてはなりません。まずひとつ目は、タイヤの外径サイズは基本的に変更しないということです。タイヤの外径を変えると、スピードメーターに誤差が生じたり、車体へ干渉する可能性があります。一般的にインチアップをした場合、外径誤差の許容範囲は、マイナス3%、プラス2%といわれています。
そしてふたつ目が、タイヤの横幅は車体に合わせる必要があるということです。フェンダーよりも外側へはみ出して装着した場合、車体やブレーキ機構と干渉したり、歩行者に危害をおよぼす恐れもあります。さらに、整備不良車(不正改造)として取り締まりの対象ともなります。タイヤとホイールを交換する際には、車体に合ったサイズを注意して選ぶようにしましょう。
2013年03月現在