【通年優待紹介】山王美術館 コレクションでつづる「女性画家たち展」が開催されます。

お知らせ 大阪

2025年09月01日

4名の女性画家による、はなやかに奏でる色彩の四重奏(カルテット)をお楽しみください。

本展は、山王美術館コレクションの中より、上村松園、マリー・ローランサン、三岸節子、片岡球子、4人の女性画家による作品を一堂に展示いたします。彼女たちが画家を目指した100年以上前、今より男性中心の社会であった美術界において、女性が高い志をもって画業を全うすることは大変困難でありました。そのような状況下にありながら、しなやかにたくましく生きた彼女たちの華やかかつ情熱的で個性溢れる作品は、現代を生きる私たちにもきっと勇気とエネルギーを与えてくれることでしょう。山王美術館でしか出会うことのできない作品の数々をどうぞご覧ください。

展覧会のみどころ

マリー・ローランサン《ピンクの花で装うマノーラ》1925年、山王美術館
【1】ここでしか出会えない作品、女性画家4人の共演
山王美術館では、2009年のオープン以来、コレクションのみによる展覧会を開催してきました。他の美術館との作品の貸し借りは行っておらず、本展覧会で展示する作品のすべてが、「ここでしか会えない芸術作品」です。
2025年は国連で「国際女性デー」が制定されて50年、日本では男女雇用機会均等法制定から40年を迎える年でもあります。山王美術館ではこの節目にあたる年、コレクションの中より上村松園、マリー・ローランサン、三岸節子、片岡球子、4人の女性画家の作品を展示されます。

【2】上村松園生誕150
1875年京都に生まれ、気品ある清澄な女性を描き続けた上村松園。本展覧会では上村松園生誕150年を記念し、新たにコレクションに加わった作品1点を含む、所蔵作品8点を全て展示されます。

【3】三岸節子生誕120
1905年愛知県に生まれ、豊かな色彩と重厚な質感で花や風景を描き、女性洋画家の地位向上にも貢献した三岸節子。本展覧会では三岸節子生誕120年を記念し、新たにコレクションに加わった5点全てを初展示致します。

【4】片岡球子生誕120
1905年札幌に生まれ、大胆な構図や鮮やかな色彩で、個性的な作品を描き続けた片岡球子。本展覧会では片岡球子生誕120年を記念し、代表的な作品である「富士山」、「面構(つらがまえ)」シリーズを含む作品23点を1フロアで展示されます。

【5】マリー・ローランサン没後70
パステルカラーの淡い色調とやわらなかタッチによる独自の画風で、日本でのファンも多いマリー・ローランサン。本展覧会では1956年にパリで亡くなったローランサンの没後70年を記念し、作品11点を展示致します。

JAF通年優待をご利用いただけます

上村松園《よそおひ》1949年、山王美術館
 山王美術館コレクションでつづる 女性画家たち展
【優待内容】 入館料 一般 1,300円→1,000円
【対象人数】 会員含む5名まで
【利用方法】 受付時にJAF会員証提示
【所在地】 大阪市中央区城見2-2-27(地図を見る
【開催期間】 9月1日(月)~2026年1月31日(土) 
【開館時間】 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
【休館日】 火・水曜(9/23は開館)
  年末年始(12/29~1/2)
【問合せ】 06-6942-1117
※他の優待・割引等との併用不可
※入館料:大学生・高校生は800円、中学生以下は500円(中学生以下は保護者同伴に限り2名まで無料)

本掲載情報は、2025年9月現在のものです。
最新の情報は【公式】山王美術館ウェブサイトよりご確認ください。