交通安全実行委員会 常任委員の矢橋氏が小学生を対象とした「交通マナー教室」を開催しました!

お知らせ 愛知

2024年12月13日

交通マナーをテーマに授業を実施

~JAF愛知支部 交通安全実行員会の矢橋委員~

授業をすすめる矢橋氏
交通評論家で、JAF愛知支部 交通安全実行委員会常任委員の矢橋昇氏が、小学4年生を対象にした交通マナー教室を愛知県小牧市の小学校で行いました。
矢橋氏はクイズによる問いかけや、傘かしげに代表される「江戸しぐさ」の体験を交えながら、「公共の場である道路での望ましい行動の仕方と交通規則を守ることの大切さ」「危険に対する感受性を高めるためのきっかけ作りと不可欠な交通ルールの知識の再確認」について子どもたちに語りかけました。

道路使用環境の改善を推進する当委員会としましては、今後も地域の交通安全につながる様々な活動に取り組んで参ります。

手をあげて質問に答える子どもたち

傘を傾けて互いに気を配る「傘かしげ」をする子どもたち

「この標識の意味は?」の問いかけに子どもたちは…

小学4年生を対象とした「交通マナー教室」の概要

【1回目】※日にちをあけて2回実施
1.年齢相応の社会性に目を向けさせる
(1)公共というものの認識と、公共の場での振舞い方
(2)マナーの意義、交通マナーの意義
(3)他人に迷惑をかけないための配慮
(4)自分の安全を自分で守るための配慮
(5)大人の気遣い(公共マナーの実際)
(6)道路の歩き方

2.規則を守ることの大切さ
(1)規則の意義
(2)きちんと規則を守ることの大切さ

3.交通の場における基本的マナー
(1)車の乗せてもらい方
(2)公共交通機関利用時の配慮
(3)交通の場における公共への協力

【2回目】
1.危険に対する感受性を高める
(1)危険に気付ける力を養おう
・自分が作り出す危険をなくす
・危険平気症(危険に関する感度は人それぞれ)
(2)危険察知の実際
(3)安全な道路横断のあり方
(4)安全確認の要点
・見るに加えて、聞く
・振り返る
・繰り返す

2.自動車を運転する人の立場を知る
(1)自動車の制動距離
(2)運転席からの視認性
(3)道路利用者同士のコミュニケーションの大切さ

3.交通規則についての知識の確認
(1)歩行時のルール
(2)自転車運転に関するルール(クイズ形式)

 
JAF愛知支部 交通安全実行委員会とは…
交通安全実行委員(JAF会員である一般ドライバー)の方々の目をもって、日常生活の中で危険や不便などを感じている道路や付帯施設・設備などについて、改良すべきと思われる点を洗い出し、常任委員会にて審議をしたうえで交通管理者や道路管理者等に提案・申し入れをおこない、地域の交通環境改善に取り組む委員会です。