「横断歩道マナーアップ宣言企業・団体」募集中

お知らせ 佐賀

2023年10月27日

横断歩道マナーアップ運動の輪を広げましょう

企業・団体と共に取り組む活動とし、本運動を県内に広く展開します

宣言証イメージ(B5サイズ)

信号機のない横断歩道実態調査の結果および横断歩行者の交通死亡事故発生等の現状を受け、
JAF佐賀支部では「横断歩道マナーアップ宣言企業・団体募集活動」を実施しています。
(後援:佐賀県・佐賀県警察本部・一般財団法人佐賀県交通安全協会・佐賀県安全運転管理者協議会)

この活動を通じて横断歩道マナーアップ運動を県内に広く展開し、より多くの方々に実践していただきます。
なお、本活動には協賛金をご負担いただきます。詳細については、下部「横断歩道マナーアップ宣言企業・団体募集活動 実施要領」をご覧ください。
宣言企業・団体に対し、JAFホームページ「佐賀のご当地情報」への掲載、宣言証の発行・啓発ステッカー・啓発のぼり旗(有料選択制)の配付をおこないます。

信号機のない横断歩道で止まっていますか?

信号機のない横断歩道実態調査について

信号機のない横断歩道における車の一時停止率推移
JAFが2023年8月に実施した「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」では、信号機が設置されていない横断歩道を通過する車両を対象(7,087台)に行ったところ、歩行者がわたろうとしている場面で一時停止した車は3,193台(45.1%)という結果となりました。
  ≫信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2023年調査結果)

また、佐賀県における一時停止率は26.2%と全国平均を下回る水準であり、約7割以上の車が一時停止していない実態となっています。
横断歩道横断中の歩行者と車両との交通事故が73件発生している※ことから、信号機のない横断歩道におけるドライバーの歩行者優先意識向上が急務となっています。
※令和4年「類型別発生状況」(佐賀県警察本部)より

◆道路交通法第三十八条(抜粋)◆
車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

歩行者が安全に横断できる環境づくりを目指して

啓発ステッカー・啓発のぼり旗製作の背景

啓発ステッカー(左)・啓発のぼり旗(右)イメージ

JAFは、ドライバーが「信号機のない横断歩道」で一時停止しない(できない)理由を調べるために「信号機のない横断歩道に関するアンケート調査(2017年6月)」を実施しました。その結果、3割以上の方が「一時停止した際に後続車から追突されそうになる(追突されたことがある)から」と回答されました。

この結果を受け、信号機のない横断歩道をわたろうとする歩行者がいる場合は、”横断歩道の手前で一時停止する”ことを後続車に対してアピールするために「啓発ステッカー(110mm×110mm)」を製作しました。
車両後部に貼付していただき、後続車へ一時停止をアピールすると同時にドライバー自身の意識向上を図ります。

また、当活動の更なる普及と、宣言企業・団体の従業員皆様のマナーアップ意識向上のために「啓発のぼり旗(1,800mm×600mm)」を製作しました。
より多くの事業所にのぼり旗が設置されることにより、信号機のない横断歩道における歩行者優先意識の向上を図ります。

安心安全なまちづくりのために

横断歩道マナーアップ宣言企業・団体募集活動の目的

・信号機のない横断歩道での歩行者優先の意識を高め、歩行者が安全に横断歩道を横断できる環境を作ることで、交通事故死傷者数の減少につなげます。
・安全に横断歩道を横断できる環境を作ることで、歩行者の横断歩道外横断を抑制し、交通事故死傷者数の減少につなげます。

より多くの企業・団体様と連携した活動とすることで本運動を県内に広く展開し、上記2つの目的の達成を図ります。 
皆様の宣言をお待ちしております。