【JAF職員が体験！】道の駅和紙の里ひがしちちぶで紙漉き体験をしてきました！

お知らせ埼玉

2023年09月06日

道の駅和紙の里ひがしちちぶとは

埼玉県唯一の村「東秩父村」にある道の駅和紙の里ひがしちちぶは、伝統的な和紙製造所で紙漉き体験ができる道の駅です。
県の有形民俗文化財に指定されている茅葺き屋根の紙漉き家屋や日本庭園などもあり、ロケーションも抜群です！

【所在地・電話番号】
〒355-0375
埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441 【MAP】
TEL：0493-82-1468
営業時間：9：00～17：00(※紙漉き体験の受付は15：00まで）

【定休日】
年末年始

JAF職員が挑戦！～会員優待利用でお得に楽しく～

紙漉き工房「つきがわ」で受付をしたら早速和紙の模様にする草花を採りに行きます！

今回は人気があるとおすすめいただいた「はがき 10枚セット」に挑戦します！
ちなみに「丸色紙 1セット2枚」も丸い形が可愛らしくお子様に人気だそうです♪

受付を済ませたら和紙に挟み込む草花を採りに行きます。
クローバーやもみじなど、はがきのイメージを膨らませながら紙漉き工房つきがわの向こうに広がる日本庭園で好きな草花を採取します。
体験する季節によっては真っ赤なもみじなどを入れてみるのもいいですね。

つきがわの前の花壇にはオレンジや赤の花々が…こちらももちろん採ってOK！体験される方のためにわざわざ植えているとか！

似たような葉っぱでも質感や色味が少しずつ違っているので、使えるかも！と思ったものは迷わず採ってきましょう！
もちろん作り始めてから追加で採りに行っても大丈夫ですよ♪

いざ紙漉きに挑戦！

草花を採り終わったらいよいよ紙漉きに挑戦します！
漉き方には「溜め漉き」と「流し漉き」があり、体験では針葉樹の幹を原材料にしたパルプで「溜め漉き」を行います。
「流し漉き」は楮（こうぞ）を主に使用する、障子紙や便箋など薄いものを作る際に用いられる方法だそうです。

➀

まずパルプの入った水の中に木枠を斜めに入れてゆっくりと持ち上げます。
木枠がずれないように注意しながら持ち上げますが、水ごとすくい上げるのでかなり重たい…！

➁

木枠を左右に揺らして水を落としながら表面を整えたら、前後にゆっくり揺すって残った水を抜いていきます。

➂

2回目の挑戦にして綺麗に漉くことができました！
（1回目は重さに耐えきれず厚さが偏ってしまいやり直しに…大体の方は何回か漉くと聞き一安心です。）

➃

草花で模様をつけていく前に余分な水を押し絞ります。
見比べてみるとかなり薄くなっているのが分かりますね！

採ってきた草花で自分だけのオリジナルはがきにしていきます

最初に採ってきた草花を使ってオリジナルはがきにしていきます。
太い茎や枝、花は凹凸になってしまいそのまま入れることができないので、千切って形を作っていきます。
また表面がツルツルしている葉は紙がはがれやすくなってしまうため、あまり向かないのだそう。

花びらを合わせて花を作ってみたり、葉を切り離して置いてみたりと使い方は自由！
筆者もせっかくなので違うデザインで10枚作りたい！と持てる想像力をフルに使って試行錯誤を繰り返し、無事完成させることができました！

完成品は郵送で送っていただけます。