「大哺乳類展ーわけてつなげて大行進」福岡市博物館にて開催中(~8月25日)

お知らせ 福岡

2024年08月08日

国立科学博物館で2010年から続く人気シリーズが九州に初上陸!

JAF職員も観覧させていただきました

福岡市では雨の日が1週間以上続く中、「大哺乳類展ーわけてつなげて大行進」の開会式がおこなわれた7月3日は久しぶりの晴天となりました。
そんな晴れやかな日に国立科学博物館の人気シリーズがついに九州初上陸!開館前から待ち遠しそうに列をつくるお客様がたくさんいらっしゃいました。
会場は、JAF会員優待施設である「福岡市博物館」ということで、JAF職員も観覧させていただきましたので、展覧会の様子をレポートします!

音声ガイドを借りることができます(有料)

各展示には詳しい解説や動画があり、それだけで十分楽しむことができます!さらに音声ガイドをつけると、物語を楽しむように内容が頭に入ってきたのでおススメです。途中でミニクイズもありました。

まずは「見た目」で分かる分類

哺乳類を分類する際、「外見」で判断することができます。哺乳類の心臓は4つの部屋に分かれており、一生の心拍数はどの動物も同じという共通点があります。一方で、シロナガスクジラの心臓は巨大で、チビトガリネズミの心臓は全哺乳類の中で最小サイズといわれるほど小さく、心臓の大きさは異なります。実際にレプリカが横に並べられているのを見ると「こんなにも違うのか!」と新鮮に驚きました。
心臓の大きさの違いは一目瞭然!シロナガスクジラの心臓のレプリカは実物大で、高さ約166㎝、幅約130㎝。
ほとんどの哺乳類の頸椎は7個ですが、首の長さはこんなにも違います。
同じように見えるハーテビーストにも「ツノ」に違いが!

「歯」で分かる多様性

哺乳類は、歯の本数や生えている位置などによっても分類されます。大陸移動なども相まって多様化を遂げました。例えば、哺乳類で最も多様化を遂げた「齧歯目」はなんと35科519属2592種に分類されるそうです!

一番の見どころ!大迫力の「哺乳類大行進」

展覧会のタイトルにもなっている「大行進」ゾーンです。ただ剥製が並べられているのではなく、系統と分類に即して詳細に配置されています。なんとなく似ているなと思う並びや、この動物は近くに並べられているのか!という意外性もありました。自分なりに近くに位置する動物たちの共通点を見つけるのが楽しかったです。どんな動物園に行っても見られない、普段は地球上で横並びになることはないであろう光景は大変貴重に感じました。

夏休みの自由研究にも♪「福岡市博物館」にご来館ください

メインビジュアル
巨大図鑑を歩いているような気分になれる「大哺乳類展ーわけてつなげて大行進」は夏休みの思い出にも、自由研究にもぴったり♪

 会 期  2024年7月3日(水)~8月25日(日)
 休館日  月曜日
※8月12日(月・休)は開館、8月16日(金)は休館
 会 場  福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3-1-1)地図
 観覧料  一般:2,000円/高大生:1,200円/小中生:800円/3歳以上未就学児:300円
※その他割引方法などについては展覧会特設サイトをご確認ください。
※JAF会員優待はありません。

福岡市博物館はJAF会員優待施設です

福岡市博物館は、福岡タワーやみずほPayPayドームがあるシーサイドももちにあります。「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマとし、福岡の歴史と人々のくらしを紹介しています。また、福岡市の文化財を代表する国宝 金印「漢委奴国王」の展示や「博多祇園山笠」など福岡にゆかりの深い文化財を常時展示しています。

■住所
福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1(地図
■優待内容
団体料金適用常設展示観覧
■利用方法
受付時にJAF会員証をご提示ください
■対象
会員含む2名まで
※他の優待・割引等との併用はできません。