【通年優待紹介】逸翁美術館 2024展示IV 特別展「漆芸礼讃 -漆工・三砂良哉-」
お知らせ 大阪
2024年09月20日
2024展示IV 特別展「漆芸礼讃 -漆工・三砂良哉-」
三砂良哉(みさご りょうさい・1887~1975)は、大正から昭和にかけて活躍した漆芸家です。西宮で代々酒造業を生業としていた家に生まれましたが、幼少期に日本画家・守住貫魚に私淑し日本画を学んだ後、明治30年代には漆芸の道に入りました。大阪府工芸協会に所属し、大阪府工芸展覧会などに出品を重ね、大阪を代表する漆芸家の一人として活躍しました。その後、昭和4年(1929)に小林一三が創立した在阪の工芸作家による「阪急工美会」の幹事、昭和13年(1938)には、武者小路千家 十二代家元 愈好斎宗守及び木津聿斎が組織した「清技会」にも名を連ねています。寡作な作家ではありませんでしたが、未だ高い評価を得られていません。しかし絵画的で精妙優美な作風で知られ、遺された作品は技術力の高さだけでなく、創作性・デザイン力に満ちあふれています。愈好斎をはじめ、清海泰堂など武者小路千家の茶人や、小林一三に好まれたのもうなずけます。
小林一三と三砂良哉がいつ出会ったのか、明治42年(1909)頃には知遇を得ていたことが近年の研究で判明しましたが、不明な点も残っています。しかし良哉はたびたび池田を訪れており、一三の好み物を多く手がけました。
本展では三砂良哉を大々的に取り上げる初めての展覧会です。天才的な技術を持ちながらも世に知られなかった悲運の漆工・三砂良哉、その漆芸の粋を集めた作品をぜひご覧ください。
小林一三と三砂良哉がいつ出会ったのか、明治42年(1909)頃には知遇を得ていたことが近年の研究で判明しましたが、不明な点も残っています。しかし良哉はたびたび池田を訪れており、一三の好み物を多く手がけました。
本展では三砂良哉を大々的に取り上げる初めての展覧会です。天才的な技術を持ちながらも世に知られなかった悲運の漆工・三砂良哉、その漆芸の粋を集めた作品をぜひご覧ください。
JAF通年優待をご利用いただけます
【優待内容】 | 入館料 ※特別展 |
[一般]1,000円→800円 |
|
[大高生]800円→700円 | |
【対象人数】 | 会員含む3名まで |
【利用方法】 | 受付時にJAF会員証提示 |
【所在地】 | 池田市栄本町12-27(地図を見る) |
【開催期間】 | 9月21日(土)~11月24日(日) |
【開館時間】 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
【休館日】 | 月曜(9/23・10/14・11/4開館、9/24・10/15・11/5休館) |
【問合せ】 | 072-751-3865 |
※シニア(65歳以上)の入館料800円
※他の優待・割引等との併用不可
本掲載情報は、2024年9月現在のものです。
最新の情報は【公式】逸翁美術館ウェブサイトよりご確認ください(外部サイトが開きます)