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交通安全のプロとして事故のない社会に貢献

交通安全

T.K.(2022年入社)
事業課交通環境係
推進係を経て、2年目から交通環境係に配属。交通安全のプロとして講習会などを実施している。

自発的な行動改善を促す気づきを

私が所属する交通環境係では主に、交通安全に関する実技・座学講習会やイベントの実施を通して、交通安全の啓発活動をおこなっています。JAFはトラブルが起こった際のロードサービスで知られていますが、事故や故障を未然に防ぎ、交通事故が起こらないような社会づくりにも尽力しています。

そのため講習会やイベントの際は、交通事故を起こさないための行動改善を自発的に実践できるように、参加された方に寄り添ったコミュニケーションを意識しています。交通安全のプロフェッショナルとして、事故の統計や悲惨さを一方的に伝えるのではなく、自分事として捉えていただけるような気づきを提案すること。特に、運転に必要な「認知・判断・操作」のなかで、実は「認知」のミスによる事故が多く起こっています。だから、「かもしれない運転」が重要になります。そうした全体のお話をした上で、駐車場の事故や、ながらスマホの事故といった具体的な事例に対する改善策もお伝えしています。

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感謝を直接伝えてもらえるやりがい

この仕事のやりがいは、自分が講習会などでお伝えした情報によって、目の前の方の行動に変化が生まれ、交通事故を防ぐきっかけになることです。ひいては、それが社会貢献にもつながっていくため、大きな魅力を感じています。また、講習会やイベントでは「運転を改めたいと思った」「参加して良かった」などと直接声をかけていただけることも多いので、人から感謝していただける仕事だと思っています。実施したイベントを親子が一緒に楽しんでいる様子を目にすると、心から嬉しい気持ちになります。

もちろん講習会やイベントにいらっしゃるのはJAF会員だけではないので、忌憚のないご意見をいただくこともあります。しかし、ロードサービス以外のJAFの活動を知っていただき、「入会しようかな」といった感想をいただけるととても励みになります。

成長を実感できる研修制度

仕事を通して社内認定制度「セーフティアドバイザー」を取得し、講師として自信をもって人前で話せるようになったことに成長を感じています。もともと人前で話すことは苦手でしたが、入社後の研修で、JAFの講師としての心得や人に伝えるための話術などをしっかり学ぶことができました。JAFにはこうした研修制度が整っているため、今では1,000人規模の講習会でも緊張せず、自分らしく話すことができています。

また、先輩からのアドバイスも日々の仕事に活きています。例えば「行動を自主的に変えてもらえるような伝え方をすること」は、常に意識して実践しています。講演会で投影するスライド資料においても、文字の大きさや画像サイズの統一といった細かい部分に至るまで、受け手のことを考えた資料づくりを心がけています。

クルマ社会の発展に貢献できる仕事

私はクルマやバイクが好きなので、学生時代から多くの時間を自動車ユーザーとして過ごしてきました。しかし年々、若者のクルマ離れを感じています。クルマは単なる移動手段ではなく、暮らしを豊かにしてくれる乗り物です。その楽しさをより多くの方に広めることで、若者のクルマ離れを解消できたらと考えています。そのためにも、交通安全の啓発活動を通して、クルマを安全に楽しく乗れる、事故のない社会づくりに貢献したいと思います。

JAFには私のようなクルマ好きがたくさんいるので、趣味が合う人は多いと思います。そうした環境のなか、「健全なクルマ社会の発展」に貢献できる魅力がJAFにはあるので、一緒に楽しみながら仕事ができたら嬉しいですね。

ある1日のスケジュール

図表:ある1日のスケジュール 図表:ある1日のスケジュール

交通安全の業務

交通安全の啓発活動

実技型・座学型等、各種交通安全講習会のインストラクター・講師として交通安全を啓発します。誰もがよく耳にする交通安全という親しみやすい言葉ですが、専門性の高いものです。 JAFでは「JAF認定セーフティアドバイザー試験」で一人前の講師として活躍できるようフォローします。

全国調査

警察庁と合同で「シートベルト着用状況全国調査」と「チャイルドシート使用状況全国調査」を実施しています。また、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査」も実施しています。その調査員は、全国52支部のJAF事業課員が行っています。

国際業務・モータースポーツ業務

JAF支部窓口で、外国のお客様の免許証翻訳業務等を行います。 また、モータースポーツの競技会公認やライセンス更新も担当しています。

広報業務

ニュースリリースの発信やメディアからの取材対応や、ホームページ記事の作成を行います。