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クルマを通して人を救う仕事長年の夢が叶った転職
救援業務 実務経験あり

R.M.(2024年入社)
岐阜支部ロードサービス隊岐阜基地
自動車整備士から、念願のロードサービス隊員へ。
お客様の不安を少しでも和らげられるよう、日夜出動している。

幼い頃の夢を実現するため36歳で転職を決意

自動車整備士として、自動車販売店に12年間勤務してきました。日々の車両整備に加え、故障診断や指定検査業務にも携わってきたほか、部下の育成や後輩の指導にも力を注いできました。仕事は充実していましたが、36歳のときにいくつかのライフイベントが重なったことで人生の転機を迎え、これが最後のチャンスだと思って転職を決意しました。

とはいえ、転職の選択肢はJAFのロードサービス職以外にありませんでした。幼い頃から「クルマを通して人を救う仕事に就きたい」という夢があり、長い年月が経っても諦めきれずにいたからです。しかしそうした思いとは裏腹に、希望する支部の募集はありませんでした。それでもダメ元で問い合わせてみたところ、思いがけず夢の扉が開いたのです。

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ロードサービス隊員はヒーローのような存在

現在はロードサービス隊員として、バッテリー上がりやパンクの応急修理、側溝への落輪・落込などの救援業務をおこなっています。実は、大学生のときに一度JAFを呼んだことがあるのですが、困り果てていた私にとって、隊員の姿がヒーローのように感じたことを覚えています。真摯な対応と確かな技術に、心から安堵できたからでした。“自分もそんな隊員になりたい”と思い、お客様の不安を少しでも和らげられるような対応を心がけています。

JAFのロードサービス職はやりがいがあり、とても楽しい仕事ですが、決して楽ではありません。それでも、救援業務をやり遂げたときの達成感は、何にも代えがたいものがあります。また、お客様からいただける心からの「ありがとう」という言葉は、この仕事を続ける上での励みであり、やりがいそのものだと感じています。

一人でも安心して業務ができる環境と体制

人助けに関わる仕事のため、JAFには誠実で責任感の強い人が多いですね。ロードサービスの業務は基本的に1人で現場に出向いて作業をおこないますが、上司や先輩から「困ったらいつでも連絡してね」「1人で難しそうなら一緒に行こう」といった声かけが日常的にあり、基地のサポート体制も整っているため、不安を感じることはありません。

また、JAFが60年以上かけて培ってきたノウハウが凝縮されたマニュアルや、業務ルールがしっかり整備されているので、日々安心して業務に取り組むことができています。現場は毎回異なりますが、確かな基本があるからこそ、さまざまな状況に応用できています。

どんな現場でも頼りにされる隊員に

年齢にとらわれることなく、常に向上心をもって技術を磨き、どんなに難しい現場でも「R.M.に任せれば大丈夫」と言われるような存在を目指したいと思います。そして将来的には、「特別支援隊」として被災地での救援活動にも貢献したいと考えています。近年では、自然災害に起因する要請も増えており、身が引き締まる思いです。被災された方が一日でも早く日常を取り戻せるよう、力を尽くしていければと思います。

幼い頃に憧れた職業に、そのまま就けている方は少ないのではないでしょうか。けれど、たとえ違う道に進んだとしても、夢を持ち続けることは大切だと思います。私自身、あのとき一歩を踏み出したことで、今の天職に出会えています。もし後悔しそうであれば、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。転職にはさまざまな悩みや不安があるかもしれませんが、これまでのご経験は必ず強みになります。私自身もさまざまなことを学んで成長を続け、皆様と共に働ける日を楽しみにしています。