
K.S.(2024年入社)
石川支部ロードサービス隊金沢基地
「困っている人の役に立ちたい」という思いから、異業種への転職を決意。
お客様からも同僚からも信頼されるロードサービス隊員を目指して、日々スキルアップに努めている。
困っている人を直接助けられる仕事へ
前職は刑務官をしていました。受刑者が施設での生活を通じて、二度と同じ過ちを繰り返さないように手助けをおこない、社会の安全を守る職業です。社会貢献性の高いやりがいのある仕事ではありましたが、「困っている人を直接助けたい」という思いが強くなり、転職を決意しました。そこで、学生時代から興味があった自動車業界に目を向け、その思いを実現できるJAFを志望しました。
ただ当初は、未経験の分野であることや接客の要素もともなうことから、自分にできるのだろうかという気持ちがありました。しかし、自分なりに勉強を重ねたり、先輩に話を聞いたりするなかで、そうした不安も解消されました。特に「失敗は誰にでもある。失敗を重ねながら成長していけばいい」という助言に救われ、気持ちが楽になったことを覚えています。

臨機応変な対応でお客様の不安を取り除く
ロードサービス隊として、バッテリー上がり、タイヤのパンク、キー閉じこみ、燃料切れといったさまざまな車両トラブルに対応しています。また、困っているお客様の状況を丁寧に聞き取り、適切なアドバイスをおこなうことも重要な役割の一つです。ロードサービスの業務には一つとして同じ現場はなく、状況に合わせた臨機応変な対応が求められます。さらに、路上での作業となるため、通行人や車両の動きにも注意が必要です。予期せぬ事態が発生することも多いので、常に落ち着いて作業に取り組むように意識しています。
この仕事のやりがいは何といっても、お客様から感謝の言葉や笑顔をいただけた瞬間にあります。特に2年目に入ったころに対応した現場は、今でも印象に残っています。お客様は初めてのパンクに動揺されていたので、「早く安心させてあげたい」という思いで必死に作業にあたりました。救援作業が完了したときには、お客様は少し涙ぐむような表情をされていて、心から感謝されていることが感じられたため、忘れられない経験となっています。
規律ある行動と自己成長のための努力ができる環境
JAFには規律を重視しながら、さまざまな困難に進んで立ち向かう理念や、常に自己成長のために取り組む精神があります。そのため私自身もJAF職員の一人として、自ら立てた目標に向かって努力していく姿勢を大切にしています。
そうした過程のなかで、わからないことや疑問に感じた点を相談すると、経験豊かな先輩が丁寧に教えてくれるため、自身の成長にとって非常に良い環境だと感じています。また、仕事とプライベートにメリハリをつけて働けるので、充実した毎日を過ごせています。
さらなる成長を遂げて社会貢献を
今後の目標は、ロードサービス隊員として必要な知識や技能を最も備えているといわれる隊員になることです。後輩が入ってきた際には、「K.S.に聞けば間違いない」と思ってもらえるような存在になりたいですね。自分の人生においては、社会にどれだけ貢献できるかを軸にしているため、常に成長を続け、一人でも多くの人の役に立てればと考えています。
ロードサービスの業務は決して楽な仕事ではありません。ですが、お客様からの感謝の言葉や笑顔を直接いただける仕事はそれほど多くはないと思うので、やりがいのある素晴らしい職業だと感じています。私は別業界からの転職でしたが、JAFには充実した研修制度があるので、技術を磨きながら日々現場に向かうことができています。もしご興味がある方は、不安を感じることなくご応募いただけたらと思います。