モータースポーツの振興
競技参加のきっかけづくりから観戦の魅力発信までモータースポーツの一層の盛り上がりと競技人口・ファン層の拡大に努めています。
モータースポーツの統轄団体として

JAFは日本で唯一のFIA(国際自動車連盟)公認団体です。国内競技の安全・公平・公正な開催をはじめ、オートテストの促進や女性参加支援などによる競技人口の拡大に尽力。近年は環境対応車両競技やEモータースポーツの普及も推進しています。
過去2年間の競技会公認件数
2024年 | 787件 |
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2023年 | 784件 |
ライセンス取得を促進 発給数は年間7万件以上

ライセンスを取りやすい環境づくりにも取り組んでいます。ゴーカートライセンスは年齢やJAF入会の有無を問わず取得可能。また、四輪国内Bライセンスは講習会をオンライン化し、マイカーで参加できるオートテストへの出場でも取得資格が得られます。
過去2年間の競技ライセンス発給数
2024年 | 71,672件 |
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2023年 | 71,562件 |
「モータースポーツジャパン」など振興イベントを開催

2025年3月に、JAF主催の振興イベント「JAFモータースポーツジャパン2025 in 横浜」を開催。2日間で延べ4万4500人が来場し、デモ走行や同乗体験、マシンの展示など多彩なコンテンツを楽しみました。主要なレース会場にもJAFブースを出展し、モータースポーツの魅力を発信しています。
通算23回目 伝統のJAF鈴鹿グランプリ

国内フォーミュラの最高峰・全日本スーパーフォーミュラ選手権の最終戦に冠される「JAFグランプリ」。2024年は三重県・鈴鹿サーキットにて11月に開催されました。当日は体験型JAFブース出展のほか、元F1ドライバーなど著名人によるトークショーを実施し、好評を博しました。
FIA世界選手権の日本開催を支援

日本でおこなわれる各種FIA世界選手権の開催をサポートするのもJAFの役目です。1月から始まるモータースポーツシーズンにおいて、2024年には4つのFIA世界選手権が日本国内で開催されました。各大会の実現に向けて打ち合わせや視察をおこない、開催の支援に携わりました。
「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」と年間上位入賞者を称える表彰式

国内モータースポーツの一年を締めくくる表彰式。2024年11月、都内会場に各カテゴリーのチャンピオンや上位入賞者が集まりました。その年最も輝いた競技運転者を投票で決める「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」には角田裕毅選手が選ばれ、登壇したスポーツ庁長官・室伏広治氏がその栄誉を称えました。
安全な競技開催のため関係者対象の講習会を実施

ラリー競技におけるスペシャルステージの安全性向上を目的とした講習会や、次世代自動車を用いた講習会を全国4か所で実施し、延べ462名が参加しました。また、2025年3月には来るフォーミュラE開催に備え、コースオフィシャル対象の実技講習会をモータースポーツジャパン会場でおこないました。