先輩職員の仕事 由水雅也(交通安全活動)
交通安全活動
事業課交通環境係
Masaya Yoshimizu
由水 雅也
(2017年入社)
入社して最初の1年間は、東京支部推進課推進第一係に勤務。2018年4月から事業課交通環境係に配属されて今に至る。
ワークフィールドの広さに魅力に感じて志望
最初からこの業界に入ろうと思って志望したわけではありませんでした。会社選びの軸として「社会貢献に繋がる仕事がしたい」という思いがあり、運輸や旅行など幅広い業界を視野に入れていた中で、たまたま出会ったのがJAFだったんです。会社説明会に参加すると、色々な部署の先輩職員の方のお話が聞ける座談会があって、その中で一番興味を惹いたのが交通安全の業務でした。さらにJAFのロードサービス以外のワークフィールドの広さに魅力を感じたのも志望理由といえます。
社会貢献の誇りをもって目指す、事故のない社会
実技型・座学型の講習会で講師を担当しています。実技型では、参加対象者に合わせ、実際に車を運転して行うトレーニングメニューを組んでカリキュラムを作り、当日はインストラクターも務めます。座学型の場合は受講者の方に説明するスライド資料を作成し、分かりやすく事例を交えながら交通安全の知識についてお話させていただいています。また、他の部署と連携して、楽しく学べる交通安全イベントを実施することも。近隣の支部で開催する講習会に出張する機会も多々あり、同じ業務に就いている他の支部の職員と協力して開催します。交通事故は被害者も加害者も双方が悲しい思いをすることになります。事故のない社会を目指すことこそは重大なミッションであり、社会的にも認知度の高いJAFが、全国各地で交通安全活動を展開している。この事実が社会貢献として大きな意味を持っていると誇りに思いながら、日々業務に励んでいます。
常に心がけているのが”仕事は楽しく”の姿勢
幼少期に私の祖母が交通事故で怪我をし、長らく外出もままならず苦労する姿を見ていた経験があります。その時に感じた悲しい気持ちを他の誰かに味わわせたくない。その想いがあるので、座学の講習会では、危険予知の動画を用いて「事故を起こしたらどうなるのか?」を、受講生にはしっかり考えてもらうようにしています。その一方で、心がけているのが“仕事は楽しく”という姿勢です。交通環境係の業務では人と接する機会も多く、自分がつまらなそうに仕事をしているとお客様や受講者にも伝わってしまいます。そのためどんな仕事に対しても楽しく。もちろん”交通安全意識を持って”というのが前提の上で、ですけどね。講習会などを通じて会員と直接接するシーンも多く、生の反応や率直な声を受け取ることができます。時に厳しいご意見をいただくこともありますが(苦笑)、それも含めてやりがいと感じています。
仕事に縛られず、自分らしく働ける職場環境
私の部署では自分よりも先輩の方が多いのですが、先輩・後輩の壁もないですし、講習会の進め方や指導方法を手取り足取り教えてもらう機会もあったりと、とても働きやすい職場です。また近年は、有給休暇を時間単位で取得できる制度が導入されたので、ワークライフバランスを取る上では、非常にありがたいですね。残業も基本的にありません。就業時間外では、家庭に仕事を持ち込むことはありませんので、仕事に縛られず働けているといえるのではないでしょうか。実際、我が家は夫婦共働きなので、私の帰宅が早ければ料理を作って妻の帰りを待つこともあります。今年で入社5年目になるので、今後は先輩職員からの教えを私が後輩職員に伝え、ドライバーの支えとなるような仕事をしていければと思っています。
ある1日のスケジュール
09:00 | 出社・朝礼 | 他部署との情報共有 |
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09:30 | メール・Teamsのチェック | |
10:00 | 外部企業との打合せ | 座学講習会の内容検討 |
11:30 | 昼食 | 45分間の休憩 |
12:15 | 実技や座学など講習会の準備作業 | オンラインでの他支部と打ち合わせも |
17:45 | 退社 | 夫婦共働き家庭なので、食事作りを担当 |
<2022年3月掲載>
事業課の業務
交通安全の啓発活動
実技型・座学型等、各種交通安全講習会のインストラクター・講師として交通安全を啓発します。誰もがよく耳にする交通安全という親しみやすい言葉ですが、専門性の高いものです。 JAFでは「講習会講師養成プログラム」で一人前の講師として活躍できるようフォローします。
国際業務・モータースポーツ業務
JAF支部窓口で、外国のお客様の免許証翻訳業務等を行います。 また、モータースポーツの競技会公認やライセンス更新も担当しています。
広報業務
ニュースリリースの発信やメディアからの取材対応や、ホームページ記事の作成を行います。