写真で見る!栃木県内の交通事故多発交差点(2020年)

栃木県内で人身事故の多かった交差点5か所

(一社)日本損害保険協会発表の「栃木県 令和2年の交差点事故状況」に基づき、現地調査を行いました。

滝谷町交差点【事故発生件数:6件】

【住所】
栃木県宇都宮市明保野町5番16号


【特徴】
西進して交差点に入る直前が下り坂となっている。また歩道橋が設置されており、その橋脚や階段によって死角が生じる可能性がある。

【通行状況】
宇都宮市内の幹線道路(県道2号線・県道6号線)が交わり、交通量が県内でも最多の部類に入る交差点である。 朝夕は渋滞が見られるが、それ以外は比較的スムーズに流れている。

【事故類型別発生件数】
追突:1件  右折直進:2件  左折時:1件  出会い頭:1件  その他:1件

みはら歩道橋交差点【事故発生件数:5件】

【住所】
栃木県宇都宮市御幸ヶ原町136番地25

【特徴】
交差点が斜めに交差している。

【通行状況】
宇都宮市中心部の外周道路(宇都宮環状道路)にあり、同道路は恒常的に交通量が多いものの比較的流れはスムーズである。しかし本交差点付近は信号機が連続するため、交通が滞留しやすい場所である。

【事故類型別発生件数】
追突:3件  右折直進:1件  左折時:1件

久保田町交差点【事故発生件数:5件】

【住所】
栃木県足利市久保田町900番地3

【特徴】
立体交差の交差点となっており、橋脚によって交差道路側道への見通しが悪い。

【通行状況】
栃木県有数の整備された幹線道路(国道50号)にあり、恒常的に交通量も多い。本交差点付近は信号が連続し、特に朝夕は渋滞しやすい。

【事故類型別発生件数】
追突:5件

国府町交差点【事故発生件数:5件】

【住所】
栃木県栃木市国府町1200番地173

【特徴】
郊外の耕作地に位置する見通しの良い十字路交差点である。

【通行状況】
県内主要都市同士を結ぶ幹線道路(県道2号線)に位置しているため、恒常的に交通量は多い。しかしながら道路も広く整備されており、渋滞は見られない。

【事故類型別発生件数】
追突:1件  右折直進:2件  左折時:1件  出会い頭:1件

上蒲生南交差点【事故発生件数:5件】

【住所】
栃木県河内郡上三川町大字上蒲生560番地1

【特徴】
片側3車線の幹線道路(新4号国道)上にある交差点である。

【通行状況】
新4号国道は栃木県有数の整備された幹線道路であり、恒常的に交通量が多い。さらに本交差点付近は信号が連続しており、特に朝夕は渋滞しやすい。
付近に自動車工場もあり、部品納入のため出入りするトラックの通行が多い。

【事故類型別発生件数】
追突:3件  右折直進:2件

運転は周囲の状況や危険を「予測」することが大切です

栃木県内では2020年1年間で3,939件の交通事故が発生し、残念ながら60人が死亡、4,665人が負傷するという状況になっています。
想像以上に身近な存在である交通事故。交通事故を起こさず、巻き込まれないようにするためには、周囲の状況や危険を「予測」しながら運転することが非常に大切です。

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