JAF隊員(じゃふたいいん)は、クルマやバイクがこわれてこまっているひとを、助(たす)けにいくお仕事(しごと)をしているよ。「ロードサービス」といって、とてもやりがいのあるお仕事(しごと)なんだ。
地震(じしん)などの災害(さいがい)がおきたときには、被害(ひがい)にあったひとが、はやくいつもどおりに暮(く)らせるように手助(てだす)けもするんだ。
クルマやバイクの悪(わる)いところをみつけて、なおすのがとくい。遠(とお)くからでもよくめだつ、オレンジ色(いろ)の制服(せいふく)を着(き)ているよ。朝(あさ)も昼(ひる)もみんなが寝(ね)ているときも、こまっているひとがいれば、どこへでも助(たす)けにいく、かっこいいひとたちだ。
クルマがこわれてしまったり、タイヤがみぞに落(お)ちてしまったり、こまりごとにはいろいろなものがあるよ。こまっているひとのお話(はなし)をよく聞(き)いて、どうしたらよいかを考(かんが)えて、また走(はし)れるようになおす、クルマの救急隊(きゅうきゅうたい)のようなお仕事(しごと)だ。
「レッカー車(しゃ)」は、こわれて走(はし)れないクルマを運(はこ)ぶことができるクルマだよ。こまっているひとを助(たす)けるための、たくさんの道具(どうぐ)が積(つ)まれているんだ。
クルマは、走(はし)っているときに、急(きゅう)にこわれてしまうこともあるよ。でも、道(みち)にはたくさんのクルマが走(はし)っていてあぶないよね。だからJAF隊員(じゃふたいいん)はみんなの安全(あんぜん)を一番(いちばん)に考(かんが)えて、うしろからくるクルマに自分(じぶん)たちがいることを知(し)らせたり、めだつ色(いろ)の服(ふく)を着(き)たりして、事故(じこ)がおきないようにいつも注意(ちゅうい)をしているよ。
お仕事(しごと)をしていてうれしいのは、お客(きゃく)さまから「こまっていたけれど、助(たす)かったよ。ありがとう」と言(い)ってもらえたとき。お客(きゃく)さまによろこんでもらえると、心(こころ)があたたかくなって、「これからもがんばろう」と力(ちから)がわいてくるんだ。
みんなは災害(さいがい)って知(し)っているかな。
大雨(おおあめ)や大雪(おおゆき)、地震(じしん)などのおおきな自然災害(しぜんさいがい)がおきると、たくさんのクルマがこわれたり、動(うご)かなくなってしまうことがあるよ。そんなときにかつやくするのが「JAF(じゃふ)ロードサービス特別支援隊(とくべつしえんたい)」なんだ。
特別支援隊(とくべつしえんたい)は、全国(ぜんこく)で約(やく)2,000人(にん)のJAF隊員(じゃふたいいん)のなかから選(えら)ばれた、約(やく)100人(にん)の優秀(ゆうしゅう)な隊員(たいいん)たちがあつまっているよ。支援隊(しえんたい)に選(えら)ばれるのは、とても誇(ほこ)らしいことなんだ。
被害(ひがい)にあった地域(ちいき)の 警察(けいさつ)や自治体(じちたい)と協力(きょうりょく)して、動(うご)けなくなってしまったクルマを運(はこ)ぶよ。そして、緊急車両(きんきゅうしゃりょう)が道(みち)をとおれるようにするんだ。緊急車両(きんきゅうしゃりょう)は、消防車(しょうぼうしゃ)や救急車(きゅうきゅうしゃ)など、急(いそ)いで助(たす)けが必要(ひつよう)なときにつかわれるとくべつなクルマのこと。災害(さいがい)でこまっているひとたちをすぐに助(たす)けるためにはとても大切(たいせつ)なことだよ。
ほかにも、JAF(じゃふ)は避難所(ひなんじょ)をまわって、こまっているひとたちのクルマを無料(むりょう)で点検(てんけん)したりするよ。
特別支援隊(とくべつしえんたい)ではたらく隊員(たいいん)は、こまっているひとたちのきもちをとても大切(たいせつ)にしているんだ。災害(さいがい)でつらい経験(けいけん)をしたひとのきもちによりそいながら、自分(じぶん)たちのお仕事(しごと)をやりとげるよ。
特別支援隊(とくべつしえんたい)は、災害(さいがい)がおこったときのために警察(けいさつ)などといっしょに訓練(くんれん)しているよ。みんなで力(ちから)をあわせて、こまったときにどうやって助(たす)けあうかを学(まな)ぶんだ。
全国(ぜんこく)のさまざまな地域(ちいき)で支援活動(しえんかつどう)をしているよ。
JAF隊員(じゃふたいいん)のお仕事(しごと)を知(し)ろう
JAF隊員(じゃふたいいん)へ聞(き)いてみよう
子(こ)どもロードサービス検定(けんてい)を受(う)けにいこう!