【注意喚起】新生活を迎えて慣れない道路では細心の注意を!~自動車編~
お知らせ 栃木
2025年04月02日
新年度を迎え、新天地での生活を開始される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
慣れない道で交通事故に遭わないために歩行者・自転車・自動車それぞれの注意ポイントをまとめました。
ぜひお読みいただき交通事故から遠ざかるような行動ができるようにお役立てください。
慣れない道で交通事故に遭わないために歩行者・自転車・自動車それぞれの注意ポイントをまとめました。
ぜひお読みいただき交通事故から遠ざかるような行動ができるようにお役立てください。
自動車の注意点
慣れない環境での運転は慎重に!
自動車やバイクなどの他に、ペダル付き原動機付自転車いわゆる「モペッド」などを運転する方が慣れない環境や道路での注意点を運転前と運転中に分けてお伝えします。
自動車 イメージ

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モペッド イメージ
注意点はこちら
運転前の注意点
●ゆとりある運転にするために運転計画を立て、情報収集も怠らず!
→目的地までの所要時間、目的地までのルート、ルート周辺の天気予報、交通状況などを事前に把握しておくと、ゆとりある運転につながります。
→目的地までの所要時間、目的地までのルート、ルート周辺の天気予報、交通状況などを事前に把握しておくと、ゆとりある運転につながります。

●全席(後部座席含む)でシートベルトを着用しましょう。
→2024年のシートベルト着用状況全国調査では、一般道の後部座席着用率は45.5%と全体の半数を下回っています。「前席と比べて後部座席は安全」という根拠はまったくありません。シートベルト未着用の危険性は、1.車内構造物に衝突し自らが致命傷を負う危険性。2.車外放出の危険性。3.同乗者に衝突し、致命傷を負わせる危険性。などがあげられます。シートベルトは運転席と助手席はもちろんのこと後部座席でも必ず適切なシートベルト着用をしましょう。
<適切なシートベルト着用の確認ポイント>
シートに深く腰掛けた上で……
□背もたれを倒しすぎていないか?
□肩ベルトは、鎖骨中央から胸骨、肋骨を通っているか?
□腰ベルトは、骨盤の左右の腰骨にかかっているか?
【参考】シートベルト着用状況全国調査(2024)
後席シートベルト非着用時の危険性【JAFユーザーテスト】
→2024年のシートベルト着用状況全国調査では、一般道の後部座席着用率は45.5%と全体の半数を下回っています。「前席と比べて後部座席は安全」という根拠はまったくありません。シートベルト未着用の危険性は、1.車内構造物に衝突し自らが致命傷を負う危険性。2.車外放出の危険性。3.同乗者に衝突し、致命傷を負わせる危険性。などがあげられます。シートベルトは運転席と助手席はもちろんのこと後部座席でも必ず適切なシートベルト着用をしましょう。
<適切なシートベルト着用の確認ポイント>
シートに深く腰掛けた上で……
□背もたれを倒しすぎていないか?
□肩ベルトは、鎖骨中央から胸骨、肋骨を通っているか?
□腰ベルトは、骨盤の左右の腰骨にかかっているか?
【参考】シートベルト着用状況全国調査(2024)
後席シートベルト非着用時の危険性【JAFユーザーテスト】

●飲酒運転は絶対しないでください。
→飲酒をした状態での運転は、クルマを運転するために必要な視野を狭めたり判断能力にも影響をおよぼす可能性がありますので飲酒運転は絶対にやめましょう。
【参考】飲酒による運転への影響は翌日まで続くのか?【JAFユーザーテスト】
→飲酒をした状態での運転は、クルマを運転するために必要な視野を狭めたり判断能力にも影響をおよぼす可能性がありますので飲酒運転は絶対にやめましょう。
【参考】飲酒による運転への影響は翌日まで続くのか?【JAFユーザーテスト】

●身長150cm未満のお子さまは必ずCRS(チャイルドシート)を使用しましょう。
→お子さまはクルマに取り付けてあるシートベルトでは大人との骨格の違いにより正しく拘束ができない可能性があるため、取扱説明書などをよく読み取り付け方法や使用方法に十分留意して、命を守るためにもお子さまの体格に合ったチャイルドシートを必ず使用しましょう。
【参考】チャイルドシート不使用の危険性~衝突時~【JAFユーザーテスト】
チャイルドシート誤使用の危険性~ミスユース~
体格に合ったチャイルドシートの必要性~時速55kmで衝突した際の検証~【JAFユーザーテスト】
→お子さまはクルマに取り付けてあるシートベルトでは大人との骨格の違いにより正しく拘束ができない可能性があるため、取扱説明書などをよく読み取り付け方法や使用方法に十分留意して、命を守るためにもお子さまの体格に合ったチャイルドシートを必ず使用しましょう。
【参考】チャイルドシート不使用の危険性~衝突時~【JAFユーザーテスト】
チャイルドシート誤使用の危険性~ミスユース~
体格に合ったチャイルドシートの必要性~時速55kmで衝突した際の検証~【JAFユーザーテスト】

●適切な運転姿勢をとりましょう。
→適切な運転姿勢をとることで、万が一の際の咄嗟の危険回避行動やシートベルトやヘッドレスト、エアバッグなどの乗員保護装置の効果を最大限享受することができ、疲労軽減にもつながります。
<適切な運転姿勢のとり方>
①シートに深く座る
②シートの高さ
③シートの前後位置
④背もたれの角度
⑤ハンドルの位置を合わせる
⑥ヘッドレストの高さを調整
⑦シートベルトを装着
→適切な運転姿勢をとることで、万が一の際の咄嗟の危険回避行動やシートベルトやヘッドレスト、エアバッグなどの乗員保護装置の効果を最大限享受することができ、疲労軽減にもつながります。
<適切な運転姿勢のとり方>
①シートに深く座る
②シートの高さ
③シートの前後位置
④背もたれの角度
⑤ハンドルの位置を合わせる
⑥ヘッドレストの高さを調整
⑦シートベルトを装着
運転中に気をつけること
●ナビを使った運転は特に注意を
→慣れない道路を走行する際は、ナビなどを使うことがあると思います。交差点付近で左折レーン、直進レーン、右折レーンなどが設けられていますが、ナビで示されたルートではなく道を間違えたからといって、無理に車線変更などをすると危険ですので、もしルートを間違えても無理に交差点付近で車線変更をせず落ち着いて別の道でルートを修正しましょう。
→慣れない道路を走行する際は、ナビなどを使うことがあると思います。交差点付近で左折レーン、直進レーン、右折レーンなどが設けられていますが、ナビで示されたルートではなく道を間違えたからといって、無理に車線変更などをすると危険ですので、もしルートを間違えても無理に交差点付近で車線変更をせず落ち着いて別の道でルートを修正しましょう。
●予測運転に努める
→「だろう」運転ではなく、「かもしれない」運転に意識を変えましょう。
運転は「認知→判断→操作」の3つのサイクルを繰り返し行っています。認知して、その後なにかが起こりそうかもしれないを「予測」しながら運転するよう心がけましょう。
→「だろう」運転ではなく、「かもしれない」運転に意識を変えましょう。
運転は「認知→判断→操作」の3つのサイクルを繰り返し行っています。認知して、その後なにかが起こりそうかもしれないを「予測」しながら運転するよう心がけましょう。

●速度を抑える
→速度を抑えたゆとりある運転をすることによって万が一の事故の際も被害を抑えられるだけでなく、周囲の状況も把握できたりと速度を落とすことによって安全な運転をすることができるようになります。
【参考】内閣府ホームページ「共生社会政策」よりs5.pdf
→速度を抑えたゆとりある運転をすることによって万が一の事故の際も被害を抑えられるだけでなく、周囲の状況も把握できたりと速度を落とすことによって安全な運転をすることができるようになります。
【参考】内閣府ホームページ「共生社会政策」よりs5.pdf
●車間距離をしっかり取る
→車間距離不足は追突事故の一因にもなります。必要な車間距離の目安は「停止距離」です。例えば、時速40kmで走行中、前のクルマが急停止したときに、急ブレーキを踏んだとしてもクルマが止まるには約22mの距離が必要になります。
車間距離を測る方法として、「距離」ではなく「車間時間で測る」方法が警察や交通心理学会などから推奨されています。その方法は、前のクルマが通過した地点を基準とし、自分のクルマが同じ地点に到達する時間を数えることによって、安全な車間距離を確保しようという方法です。先ほどの「停止距離」を目安として「車間時間」の秒数を考えると、一般道では2秒以上、高速道路では3秒以上というのがひとつの目安です。
<車間時間で測る方法>
(1)基準となる地点を決める(例:電柱、街頭、標識など)
(2)その地点を前のクルマが通過したら数え始める
(3)同じ地点に自分が到達した時間が「車間時間」
停止距離は速度によって大きく変化しますが、1秒間に走行する距離は速度に比例して変化するため、目安となる秒数を覚えておけば速度に応じた車間距離を確保することができます。
ただし、普通に数えると早くなってしまいがちになるので、目安の秒数を満たさないこともあります。そのため「ゼロイチ、ゼロニ、ゼロサン」と数える秒数の前に「ゼロ」を入れて数えるのがポイントです。
→車間距離不足は追突事故の一因にもなります。必要な車間距離の目安は「停止距離」です。例えば、時速40kmで走行中、前のクルマが急停止したときに、急ブレーキを踏んだとしてもクルマが止まるには約22mの距離が必要になります。
車間距離を測る方法として、「距離」ではなく「車間時間で測る」方法が警察や交通心理学会などから推奨されています。その方法は、前のクルマが通過した地点を基準とし、自分のクルマが同じ地点に到達する時間を数えることによって、安全な車間距離を確保しようという方法です。先ほどの「停止距離」を目安として「車間時間」の秒数を考えると、一般道では2秒以上、高速道路では3秒以上というのがひとつの目安です。
<車間時間で測る方法>
(1)基準となる地点を決める(例:電柱、街頭、標識など)
(2)その地点を前のクルマが通過したら数え始める
(3)同じ地点に自分が到達した時間が「車間時間」
停止距離は速度によって大きく変化しますが、1秒間に走行する距離は速度に比例して変化するため、目安となる秒数を覚えておけば速度に応じた車間距離を確保することができます。
ただし、普通に数えると早くなってしまいがちになるので、目安の秒数を満たさないこともあります。そのため「ゼロイチ、ゼロニ、ゼロサン」と数える秒数の前に「ゼロ」を入れて数えるのがポイントです。

●ながら運転は絶対にダメ
→運転中の「ながらスマホ」は、文字や画面を見ることに集中してしまい、急な飛び出しなどに反応できず衝突する危険性が高まったり、ブレーキや発進のタイミング、ウインカーの遅れなどの運転操作に影響をおよぼし、周囲にも危険を与える可能性があるため、ながら運転はしないようにしましょう。
【参考】運転中の「ながらスマホ」の危険性【JAFユーザーテスト】
→運転中の「ながらスマホ」は、文字や画面を見ることに集中してしまい、急な飛び出しなどに反応できず衝突する危険性が高まったり、ブレーキや発進のタイミング、ウインカーの遅れなどの運転操作に影響をおよぼし、周囲にも危険を与える可能性があるため、ながら運転はしないようにしましょう。
【参考】運転中の「ながらスマホ」の危険性【JAFユーザーテスト】