【注意喚起】新生活を迎えて慣れない道路では細心の注意を!~自転車編~

お知らせ 栃木

2025年04月02日

新年度を迎え、新天地での生活を開始される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
慣れない道で交通事故に遭わないために歩行者・自転車・自動車それぞれの注意ポイントをまとめました。
ぜひお読みいただき交通事故から遠ざかるような行動ができるようにお役立てください。

自転車&特定小型原動機付自転車の注意点

交通ルールを守り安全に自転車を乗りましょう

警察庁によると、2020年から2024年の5年間の交通事故による自転車乗用中の死傷者数は16歳が最多となっています。また、通行目的別では中学生と高校生は「登校」時が最多となっています。

自転車はクルマの仲間、いわゆる「軽車両」に分類されるため、クルマと同じ交通ルールを守らなければなりません。歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識などがある場合や13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な方、普通自転車の通行の安全を確保するためにやむをえないと認められるときを除いて、原則車道道路の中央から左側部分の左端に寄って通行しましょう。

薄暮時から夜間にかけて周囲が暗くなってきたときは、ライトを点灯することや反射材を身につけることでドライバーにいち早く発見してもらえるよう「見せる努力」をしましょう。

自転車に乗るときは、「SGマーク」などの安全基準に適合したヘルメットを着用することで頭部の保護ができ、衝突事故や転倒などの際に致命傷を負う可能性を下げることができます。
【参考】自転車同士の出会い頭衝突【JAFユーザーテスト】
自転車の単独・転倒事故の危険性【JAFユーザーテスト】

電動キックボードなども交通ルールの厳守を!

免許不要で気軽に乗ることができる電動キックボードなどはとても便利な一方で、重大な交通事故に発展する可能性も秘めています。交通ルールを今一度ご確認いただき、安全に気を配った運転をしましょう。

主なルールは以下のとおりです。
・原則、車道左側通行。
・16歳未満は運転ができません。
飲酒運転はもちろん禁止。
二人乗りは禁止です。
・運転中のながらスマホも禁止です。



【参考】政府広報オンライン:電動キックボードに関する交通ルールを確認しましょう! | 政府広報オンライン
電動キックボードの衝突実験【JAFユーザーテスト】 - YouTube
電動キックボードのイラスト

電動キックボード イメージ

自転車安全利用五則

自転車は軽車両です
令和4年に中央交通安全対策会議交通対策本部で決定された「自転車安全利用五則」は以下のとおりです。

(1)車道原則左側通行 歩道は例外、歩行者優先
(2)交差点では信号一時停止って、安全確認
(3)夜間はライト点灯
(4)飲酒運転禁止
(5)ヘルメット着用
【参考】内閣府:自転車安全利用五則