人にやさしい交通社会を目指してジュニアシート提供支援
クラウドファンディング

クラウドファンディングは終了いたしました。
たくさんの温かいご支援、ありがとうございました。

ふるさと納税活用

  • JAF
  • 佐賀県
  • 公益財団法人 佐賀未来創造基金

Junior Seat Crowdfundingジュニアシート提供支援クラウドファンディングとは

「ジュニアシート提供支援クラウドファンディング」は、チャイルドシート使用率の低下が著しい ジュニアシート使用世代(世帯)に対する啓発活動の一環として実施するものです。

実はチャイルドシート不使用者の致死率は適正使用者の約8.1倍にものぼり、使用の有無によって「子どもの安全」に大きな影響を与えます。

クラウドファンディングを通じて、全国から資金支援を募り、その資金で全国に先駆けたモデル地域として 佐賀県の子育て世帯を対象にジュニアシートを提供(イベント・講習会によって啓発)します。

なお、本クラウドファンディングは公益財団法人佐賀未来創造基金と連携し、佐賀県のふるさと納税を活用して実施します。

ご支援の手続きは、佐賀県のクラウドファンディングサイトに遷移します。利用規約・動作環境、プライバシーポリシ等は遷移先よりご確認ください。

What’s Junior Seat??ジュニアシート(学童用)をご存じですか?

子どもが自動車に乗車する際には、子どもの安全を守る装置であるチャイルドシートを必ず、かつ正しく使うことが重要です(後部座席での使用を推奨しています)。
一般的にチャイルドシートの種類は、新生児から1歳くらいまでが「乳児用」、1歳から4歳くらいまでが「幼児用」、4歳から10歳くらいまでが「学童用」と子どもの体格に合わせて使い分ける必要があり、「学童用」が「ジュニアシート」です(年齢はあくまでも目安です)。このジュニアシートにはさらに「背もたれ付き」と「背もたれ無し(ブースタータイプ)」の2種類に分けられ、幼児用から移行する際には「背もたれ付きのジュニアシート」を推奨しています。このタイプであれば、肩ベルトが適切な位置を通るので、子どもの首にシートベルトがかかることがありません。

チャイルドシート

※取り付け方法等の詳細は取扱説明書をご確認ください

  • 乳児用

    乳児用新生児から1歳くらい(体重10kgくらい)までを対象にチャイルドシートを後ろ向き(タイプによっては横向き)に車に取り付けます。

  • 幼児用

    幼児用1歳から4歳くらい(体重9~18kgくらい)までを対象にチャイルドシートを前向きに車に取り付けます。

  • ジュニアシート(学童用)

    ジュニアシート(学童用)4歳から10歳くらい(体重15kg~36kgくらい)までを対象に使用します。

Importance of Junior Seatチャイルドシートの使用状況とジュニアシートの必要性

6歳未満の子どもに対しては、チャイルドシートの使用が義務付けられていますが、チャイルドシート使用状況全国調査(JAF・警察庁合同調査2023年)によると、6歳未満全体のチャイルドシート使用率(全国平均)は76.0%となっています。とくに子どもの年齢が高くなるにつれてその使用率は低下する傾向(5歳の使用率は55.5%)にあります。

チャイルドシートの使用率 6歳未満全体76.0% 年齢層別 5歳55.5% 1~4歳78.7% 1歳未満92.0%
チャイルドシートの使用率 6歳未満全体76.0% 年齢層別 5歳55.5% 1~4歳78.7% 1歳未満92.0%

本来、シートベルトが正しく着用できる身長は150cmくらい(年齢ですとだいたい10歳くらい)からです。「6歳を超えたから」という理由でチャイルドシート(主にジュニアシート)を卒業し、そのままシートベルトを着用すると、シートベルトという安全装置が子どもにとってはかえって危険なものとなり得る可能性が潜んでいます。実際に、ユーザーから「子どもが(ジュニアシートを使用せず)シートベルトを着用していたが、ベルトが首のあたりやおなかの上にかかり、苦痛を訴えてきた 」という体験も報告されています。子どもの身長が150cmに達するまではジュニアシートを使用しましょう!

ジュニアシートを使用しましょう!!

  • ジュニアシートを使用 シートベルトを着用(ジュニアシート不使用)
    ジュニアシートを使用 シートベルトを着用(ジュニアシート不使用)
  • 写真は「ジュニアシートを使用した」場合と「ジュニアシートを使用せずシートベルトをそのまま着用した」場合です。
    また、それぞれの小さい写真は衝突事故を想定し、時速55kmで車を前面衝突させた後のダミー人形の状況です。ダミー人形には圧力が加わると色が変わる圧力感知紙を貼り、赤色が濃いところほど強い力が加わったことを示しています。
    ジュニアシートを使用したダミー人形は鎖骨と胸骨、骨盤と硬い骨がベルトの支点となり、色が薄く力も分散していますが、ジュニアシートを使用せずシートベルトをそのまま着用したダミー人形は肩ベルトが首に、腰ベルトは腹部に食い込みました。
    体の柔らかい部分に濃い色が残り、衝撃の強さが分かります。

Support 「佐賀県」モデルで取り組みをスタート ジュニアシート提供支援クラウドファンディングにご支援ください

全国に先駆けて、まずは佐賀県の子育て世帯を支援対象とします

佐賀県は人口10万人あたりの人身交通事故発生件数が2012年から2016年まで5年連続ワースト(2014年には人口10万人あたりの交通事故死者数もワースト)であったこと、さらに、JAF・警察庁合同のチャイルドシート使用状況全国調査(2019年)の結果では、佐賀県の6歳未満全体のチャイルドシート使用率が55.2%と全国平均(70.5%)を大きく下回っており、未来を担う子どもにとって非常に危険な状態です。

全国に先駆けて、ふるさと納税を活用したクラウドファンディングの仕組みがある佐賀県および公益財団法人佐賀未来創造基金と連携して支援募集をおこない、集まった資金で佐賀県の子どもたちにジュニアシートを贈ります。

なお、ジュニアシート提供時には交通安全イベントや講習会をとおして取り付け・着座のレクチャーをおこない、しっかりと子どもの安全が守られるよう、保護者に対して交通安全の知識や意識づけをおこないます。

佐賀県での取り組みをきっかけに今後は他の都道府県での実施も検討する予定です。

「人にやさしい交通社会の実現」に向けて、ぜひ全国のみなさまからの温かいご支援をお願いします。

チャイルドシートメーカー協力先

  • LEAMAN
    LEAMAN
  • Aprica
    Aprica
  • Combi
    Combi
  • AILEBEBE
    AILEBEBE