1963年にロードサービスを開始して以来、お客さまのニーズや時代の変化に合わせ、⾞両スペックの向上をはかってまいりました。これまでのロードサービスカーの歴史をご紹介します。
レッカー車第1号車、国産車をベースに国産門型吊り上げ式レッカー装置を装備。
当時は滑車を利用し、「人力」で車を吊り上げ、「JAFのチェーンブロック」という愛称で親しまれていた。
首都高速1号線(日本橋~鈴ヶ森)のロードサービス開始。東京都内夜間ロードサービス開始。
東京オリンピック開催。
吊り上げ装置は、人力に代わりバッテリー電動式を導入した。
会員数10万名突破。
第3次中東戦争。
アメリカ製440型レッカー装置の導入開始。
これまで固定式だった吊り上げ(ブーム)部が可動式になる。吊り上げ時の操作性に著しい向上をみた。
オイルショックによるガソリン価格の異常高騰を追及。
田中角栄総理大臣辞任。長嶋茂雄引退。
国産レッカー車のレッカー装置の動力に油圧式を導入。エンジン動力を利用するため強い力が得られ、また、バッテリーの負担が軽減した。これ以降、電動式から油圧式に移行していく。
会員数100万名突破。
王貞治、本塁打世界記録樹立。
国内の自動車架装会社と協力開発し、国産レッカー車に「タイヤ吊り装置」を導入。
荷重強度の最も高いタイヤを支点として持ち上げるため、ボディへの負担が少なく、傷がつく危険も少ない。
会員数150万名突破。
東京サミット開催。
アメリカ製1001/DFT200型レッカー装置の導入。タイヤ吊り機構が半自動化となり作業時間の短縮が図られた。
会員数500万名突破。
国鉄民営化、JR発足。
アメリカ製211型レッカー装置の導入。
これまで別体だったレッカー装置のブーム部とホイールリフト部が一体となった。格納時の張り出しが少なく、移動時の取り回し性能が向上した。
会員数1000万名突破。
自社連立政権成立。
1997年、最新型のアメリカ製411及び412/F1型レッカー装置の導入開始。ブームが伸縮できるため、落輪車両の引き上げ性能が向上した。
現在も、1994年に導入したアメリカ製211型とともに、JAFの主力レッカー車として活動しています。
2022年、レッカー車で二輪車をけん引できるアタッチメントを開発した。構造的安全性が担保された装置の開発は日本初。
二輪アタッチメントを装着することで、レッカー車で二輪車を運べなかった問題が解決され、二輪車を搬送できるサービスカーが約2.5倍に。